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第七階層と作戦実行

第七階層に挑み始めてから数分後、見慣れてしまったシャドウウルムがまたどこからともなく沸いてきた。


俺は、慣れた手つきでエンチャントされた剣を振り切り殺した。


はじめはあんなに怖がっていたのが嘘のように、みんなも当たり前のように魔法を放ち、矢を打ち、剣を振るっていた。


第六階層で初めて出てきたスライムとはまだ出会っていないが、出てきてもかなり厄介なのでこのまま出てこないでほしい。


その後もいくつかのシャドウウルムの群れを倒していきながら進んでいくと、目の前に水色のヤツがあらわれた。


スライムだ。


俺たちがスライムを見つけたのは、ナイトビジョンで見える限界の距離からだったためスライムは気づいていないようだ。


俺たちは言ったん歩みを止め、静かにスライムを倒す手順を確認した。


「スライムを倒す手順は大まかにはさっき言ったとおりだが、今から詳しいことを説明する。まずは、エイゼかリーザのどっちかが初級魔法でスライムの気を引いてくれ。その間にリヤは弓の準備をしといてくれ。矢を放つタイミングは俺が指示する。最後に、リヤの弓矢に当たって自己再生しているスライムを、俺とケルフィンの2人で一気にたたき再生されなくまるまで攻撃を続ける。そうすれば、原理上自己再生速度よりも攻撃速度が上回るはずだから倒せる!スライムと合うたびに上級魔方なんか使わなくても倒せるようになる。とりあえずはこの作戦でいく。もし倒せなったら、そのときはそのときで。とりあえず、聴きたいこととかある人いない?」


誰も問題ないようで、その場で誰も手を上げずに俺の意見を肯定してくれた。


「じゃあ、さっそくやってみるぞ。じゃあ、エイゼ、リーザ、任せた」


俺はそう言って、ケルフィンとともに左右に散らばる。


リーザは、スライムの意識が俺たちに持ってかれないように、スライムめがけて火属性初級魔法のフレイムを使う。


案の序、フレイムによってスライムの意識が俺とケルフィンから離れた。


その隙に、リヤはスライムの中心に弓矢で穴を開ける。


リヤが打った矢はスライムの中を通り、見事に穴を開けた。


スライムは開けられた穴をふさぐために自己再生を始める。


自己再生中は移動が遅くなるから、俺とケルフィンは一気に間合いを詰める。


剣の射程に入ったところで、ケルフィンがまず一撃与える。


その後はスライムに向かって剣を振り回し続けていると、いつの間にかスライムは粉々のスライムの破片となったいたのだ。

どうもMonty(モンティー)です。

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。

また、誤字脱字等ありましたらご連絡ください。

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