表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
54/124

第一階層と魔物との遭遇

俺を含めた、エイゼ、リヤ、ケルフィン、リーザの5人は、課題試験の会場となっているダンジョン、ヴィシュヘルへと足を踏み入れた。


ヴィシュヘルに入ると、地下へと続く階段が現れた。


その階段を下りていくと大きな扉が現れ、その扉の横に机が置いてあった。


その机の上には、『第一階層』とかかれたスタンプが置いてあった。


これが、さっき先生が言っていたスタンプのことだろう。


俺は、スタンプカードを持っているリーダーのエイゼを呼んだ。


「エイゼ、来てくれ。スタンプがあった」


「分かった」


エイゼはそう言って俺の隣にある机の下まで来て、スタンプカードを取り出した。


エイゼはそのまま、カードの一番端にある『第一階層』と書かれた場所にスタンプを押した。


「これで大丈夫ね。それじゃあ、進みましょうか。ここからは魔物が出てくるかもしれないから、ラクトくんの片手剣と、ケルフィンさんの両手剣、リヤさんの弓矢にエンチャントをしておきましょうか」


そう言うと、エイゼは俺とケルフィンの武器に。


リーザはリヤの武器にエンチャントをした。


「なあ、エイゼ。何のエンチャントをしたか教えてくれないか?効果が分からないと後で困ることになるだろうから」


「確かにそうだね。えっと、ラクト君の片手剣には火属性の中級魔法、フレアを。これは、相手を切ると火属性による持続的なダメージを与えるの。ケルフィンさんの両手剣には土属性の中級魔法ハードガイヤを。この魔法は、もともと硬質な岩を出現させ飛ばす魔法なの。それを物質に使うと、使った物質の硬度が物凄く高くなるの。だから、切れ味は過去最高だと思うよ。リヤさんの弓については、リーザさんが説明してくれるから」


「う、うん。り、リーザの弓には、風属性の中級魔法のエアロスピンの魔法を使った。こ、これを使うと、物が超高速で回転するから、矢が真っ直ぐ飛んでいくし、威力も上がると思う」


今回の武器エンチャントで使用したのはすべて中級魔法なので、浅い階層での戦闘には苦労しないだろう。


その後、俺たちは最終確認をし、第一階層の扉を開けた。


中が暗いためゆっくり進むと、全員が入ったところで扉が閉まった。


急にしまったため少し驚いたが、それよりもこの暗さが問題だ。


この暗さに対して、エイゼはすぐに光属性魔法のフラッシュボールを発動させた。


フラッシュボールは、その名の通り光る球体を出現させる魔法だ。


フラッシュボールの光を頼りに進んで行くと、何かの視線を感じた。


恐る恐る光を向けると、そこには魔物が居たのだった

どうもMonty(モンティー)です。

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。

また、誤字脱字等ありましたらご連絡ください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ