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ゴーレムのパワーとエイゼの瞬殺劇

ドゴーン...


ついさっきまで俺たちの周りを囲んでいたシャドウウルムの一匹が、一瞬にしてダンジョンの壁まで吹き飛ばされた衝撃でこんな音が鳴った。


これをやったのは、リーザが召還してくれたゴーレムの1体だ。


リーザは全体のバックアップのために召還してくれたが、ゴーレムの一撃の火力はケルフィンの大剣よりも明らかに火力が高いのが分かる。


「これのどこがバックアップなんだよ...。近接攻撃ならダントツじゃないかよ」


俺は口からこんな風に一言言葉を漏らすのが精一杯なレベルのものだった。


「そ、そんなふうに言ってくれるのはありがたいけど、ご、ゴーレムの耐久はそこまでじゃないから盾には使わないでね」


「忠告ありがとな、リーザ。俺たちもこいつの足手まといにならないようにもっと頑張るか」


ゴーレムのおかげで、さっきまで押されていたのが逆に押し返せている。


シャドウウルムのほうは何とかなりそうだ。


問題は...エイゼのほうだな。


いくらトード種に大して効果抜群な土属性の上級魔法のネイルストーンを強化したところで、同時に相手するとなると限度がある。


俺は心配になりエイゼのほうを見るが、その考えは全くの杞憂だったようだ。


強化版ネイルストーンによって初手でトードを1体倒したことで、残りは9体となる。


数では圧倒的に不利だが、そんなことを思わせないほどエイゼはのびのびと戦っていた。


これは、このグループメンバーが自分について理解してくれたことにより何も出し惜しみすることがなくなったからだろう。


常時発射可能状態にあった強化版ネイルストーンをフルに使い、一瞬にして5体を消し炭にしてしまう。


そこからは、もう一度ネイルストーンを発動させるために魔力を高めながら、トードから攻撃されないようにリーザが召還してくれたもう1体のゴーレムに張り付くような形で動いていた。


魔力を高め終わると、残っていた4体のトードの意識がゴーレムにいっていることを利用して、トードの包囲の中心からネイルストーンを放った。


これにより、10体のトードがエイゼの手によって倒された。


俺たちも、ゴーレムが増えたことで一気に討伐スピードが上がっていき、あっという間に囲んでいた魔物すべてを倒しきることができたのだ。

どうも、Montyです。

今回もお読みいただきありがとうございます。

最近は何かと出かけることが多く、とてもリアルが充実しています。

今日は、ラブライブサンシャインの映画を電車で2時間掛けて見に行く予定です!

(本当は4日に見に行きたかった)

とりあえず、毎日投稿も結構楽に続けられています。

明日は、妹クロを投稿予定です。

また、良ければブクマ、感想、評価等よろしくお願いします!

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