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鈴の音を聞きながらBサイド  作者: セオドア.有羽
7/30

6分間だけの恋人3

ちょうど一年ほど前に、僕はクマ吉とは別のアカウントでSNSをやっていた。紹介された友人から愚痴とか書くなら年齢とかいろいろごかまして書けば身元がバレにくいからちゃんとしておけよと言われた。

年を若く設定して、彼女の浮気で傷ついているからしばらくは恋はいいといった感じで女性と深く関わるのは避けてきた。

実際に会ってなんて考えていなかったので、少し真面目な話をして馬鹿なやり取りをして、ただ楽しんでいるつもりだった。

しかし不思議なものでそんな僕に好意を寄せる女の子が現れた。つい調子にのっていろいろやりとりをしてしまった。それがイケなかった。彼女のスキスキオーラはだんだんと大きくなっていく。仕方なく僕は架空の彼女をでっち上げ交際することになったからという事に逃げる事にした。

そんな時にエミリことマナのアカウントを見かけた。彼女はSNSを楽しんでいつも元気に他の人とやり取りをしていた。

たまたま見た彼女の写真に心が釘付けになった。一目惚れがあるとは知っていたが自分に降りかかるとは思っていなかったので凄く動揺した。それから彼女と少しやり取りをした後にゴタゴタを回避する為に、結局僕はそのアカウントを消すことにした。

彼女は最後まで優しかった。この人の彼氏は羨ましいなと思いながらも一旦、僕はその場から退場した。

秋になり新しいアカウントを作った僕は何気ないやり取りをする人も増え、次第にフォロワーさんも増えてきた。

そんな中でふとエミリさんの事が気になって共通のフォロワーから彼女を見つけた。

その時の彼女は幸せとはま反対にいて哀しみの底にいるように見えた。

一度フォローをしたものの、前の事があってなかなかコメントを残せなかった。

しばらくしてやっと彼女にコメントを残せた。だんだんとやり取りを繰り返して、僕らは最初の状態になる。



そんな事なんかを思い出しながら、疲れて数日ぶりに僕は眠りについていた。


僕のSNSの呟きは荒れに荒れていてどんどんフォロワーが減っていった。


そんな中で彼女と共通のフォロワーさんから大阪でオフ会をするから参加してみないかと誘いがあった。どうやら彼女も来るらしかった。いろいろ迷ったあげく参加することに決めた。

季節は雨の頃を迎えようとしていた。

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