表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5kgの距離  作者: 新々
4/22

04

「エロいっていうとすごく卑猥ひわいだけど……色っぽい? セクシー? うん、まあどれも似たようなもんだけどさ、本能が反応するような脚を見てみたいわけよ、私は。わかる?」

「ごめん、全然わかんない」

「だよねー、私も何いってんのかわかんない……わけでもないんだけどね」

 どっちだよ、と自分で突っ込んで笑う。


 今日の瑠美、本当によく笑ってる。


 普段の瑠美もかわいいけど、笑ってる時はその三倍はかわいくて、わたしはそういう笑顔の瑠美を見るのが大好きだった。


 わたしは違うクラスだからよく知らないのだけど、瑠美と同じクラスの娘がいうには、普段の瑠美はけっこう無口で、あまり笑わないらしい。本人も少し気にしてるように、つり目なこともあってクールを通り越して冷たい印象をもたれていたりもしていて、そういう話を耳にするたびに、もったいないなあと思ったりする。

 こんなに笑顔がかわいいのに。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ