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セカイ防衛少女毒リンゴ  作者: 苺鈴
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リンゴの休日3

 そして、日曜日(土曜日の話はまたいずれお話します)。公子さんの買い出しのお手伝いを終え、私の洋服選びが終わり(店員さんが話しかけてくるお店なんて初めて入ったよ!服はし●むらでしか買ったことなかったから)、いよいよ…。

「それじゃあ、二人はその『くまりんず』?のイベントに行くのよね。私はもう一軒よるところがあるから、そのイベントが終わるころにまた迎えにくるから、絶対、イベント会場から出ないで待っててね。あと、知らない人には絶対ついて行っちゃだめよ?特に、リンゴちゃん!私とももちゃんの力でいつもより超絶可愛くなちゃったから変な男に気をつけなさい!」

 公子さんとももに頭から足の先までフルコーディネートしてもらった私。なんか、いつも地味な格好ばっかりしてたから…なんか変な感じ…。


 公子さんと別れた私とももは、『くまりんず』のイベント会場へ!

「はぁ…。いよいよだね!私、『くまりんず』のイベント行くの初めてだよ!」

「私だって初めてだよ!いつもテレビと絵本の中でしか会えないから…。」

 会場に入ると…。小さな子ども達とその親でいっぱいだった…。私たちくらいの年の子は…ほとんど…いや、誰もいなかった…。は、恥ずかしい…!やっぱり、中学生がハマるものじゃないよね…。あ!でも私たちより年上のいい年した大人な人たちもいる…。上には上がいるもんだねぇ…。まぁ、賀東先生(24歳)もファンらしいし。

 お!そろそろ『くまりんずショー』が始まるよ!私とももは特設ステージのまえの観覧席の後ろの方の席に座った。本当は最前列に座りたいけど、最前列はちびっ子ばっかりだもんね…。

「はぁーい!良い子のみんなー!こんにちはー!!」

『こんにちはー!』

「みんな元気だねー!それじゃあ、もっと大きな声でお姉さんと一緒に『くまりんず』を呼んでみようか?くまりんずー!!」

『くまりんずー!!』

 すると、ステージの上に『くまりんず(着ぐるみ)』7匹がやってきた!!大興奮の観覧席!もちろん私たちも!

「わああああ!もも!『くまりんず』が三次元に出てきたよ!!どうしよう!これ夢じゃないよね!?」

「質量を持った残像だとでも言うのかっ…!すごいねー!!」

 それから、『くまりんず』の歌やダンスや、クイズ大会やら…。楽しすぎる!それに、友達と一緒に好きなものを共有できるのってなんか…うれしい!

 

 『くまりんずショー』が終わり、次は『くまりんず』の原作絵本の作者、熊野ベア子先生のトークショーが始まった!



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