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セカイ防衛少女毒リンゴ  作者: 苺鈴
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藤林ももと美術室1

 はーい!私は、リンゴの友達の星屑学園中等部2年2組の藤林ももです。美術部部長で、賀東先生の婚約者(自称)です。水瓶座のB型で、好きなことは絵を描くことで、好きな食べ物は、カレーにハンバーグに、からあげに…とにかくいろいろ好きです!好きな教科は体育と美術で、好きな人は…もちろん賀東先生!

 ここでは、私と賀東先生の出会いの物語をお話しします!星屑学園での二人の記憶…名付けて『スターダストメモr、へっくしゅんっ…!あれ?風邪ひいたかな?それとも、誰かが私の噂を…あっ!きっと賀東先生が私のことを話してるんだ(多分)!


 まずは、私が星屑学園に入学するまでのことを話します。私、藤林ももの実家は、群馬県のど田舎にあります。お父さんは地方公務員で市役所勤め、お母さんは専業主婦、おじいちゃんとおばあちゃんは農家です。兄弟はいません。どこにでもある田舎の普通の家庭です。

 私は、小さい頃か他の人より何かこれといって秀でているものがありませんでした。唯一の特技は初対面の人ともすぐに仲良くなれることでした!そんな、目立たないどこにでもいるごくごく普通の少女だった私ですが、そう、あれは小1の時、学校内の絵画コンクールの1年生の部で最優秀賞をとったのです!私のおじいちゃんが絵を描くことが趣味で、よくおじいちゃんと一緒に家の周りの風景や野山の絵を描いていたためか、私は小1にしては、絵のレベルが高かったのです。それから、図工の時間だけはクラスでヒーローになれました。県の絵画コンクールでも賞をとり、地元の地方紙に載ったこともありました。このころの私は、自分が日本で一番、絵が上手な小学生だと勝手に思い込んでいました(黒歴史…)。気づけば絵を描くことよりも賞をとることに夢中になっていました。

 6年生の時、学校生活の集大成として、担任の先生の勧めもあり、全国規模の絵画コンクールに作品を応募しました。結果は、私の作品は…入賞どころか、かすりもしませんでした…。ショックでした…。私も家族も先生もクラスの友達もみんな、私が賞をとれると思っていたので、みんなの期待を裏切ってしまったみたいですごく辛くて、悔しかったです…。

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