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セカイ防衛少女毒リンゴ  作者: 苺鈴
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リンゴと委員長とヤンキー2

 前の学校に忘れ物でもしたのかな?それで、電話してくれたとか?…いやいや、もしかしたらボタンを押し間違えて電話しちゃったのかもしれないし…。どうしよう…。

 ピルルルル…!わぁ!?電話が来た!『福田千恵莉』さんだ…。またかけてきたってことは、間違え電話じゃなかったんだ。私に何か要件があるんだ…。とにかく、出た方がいいよね…?

「も、もしもし?毒島ですけど…。」

『もしもし、毒島さん!ひさしぶりだね。私、2年1組クラス委員長の福田千恵莉です。あ、あの今電話しても大丈夫かな?』

「う、うん。大丈夫だよ…。それでどうしたの?」

『えーと…。その、毒島さん、新しい学校にはもう慣れた?みんな、毒島さんが突然転校しちゃったからすごくびっくりしちゃって、心配してるの…。それでね…。』

 みんなが心配してるって言うのはきっと嘘だ…。でも、なんか福田さんは、もしかしたら…本当に私のこと心配してくれてるのかな…?私の気のせいかな…。

『あのさ…私、明日の…その、放課後に会いに行ってもいいかな?』

 え!?

『あ、ごめん…。嫌だったら断っていいんだよ…。転校したばっかで忙しいもんね…。あはは…。』

「…。いいよ。放課後は特にやることないし…。金曜日の放課後から学園外にでることできるし…。」

『ホントに!?わぁ、良かった…。ありがとう!それじゃ、明日の放課後会いに行くね!場所はもう調べてあるから大丈夫だよ。』

「あ、でも。この学園都内の外れですごく遠いけど…大丈夫?バスもほとんど本数ないし…。」

『ええ!?そうなの…?どうしよう…そういえば行きかたは考えてなかった…。私、一生の不覚!どうしよう胡桃君?』

 え?胡桃君?なんで胡桃君がでてくるの?



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