表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
セカイ防衛少女毒リンゴ  作者: 苺鈴
37/139

リンゴと女子寮2

「ここが、リンゴの部屋だよ!」

 部屋は、思っていたよりも広くて家具は学習机とベットだけ。部屋の真ん中にカーテンがかけられるようになっている。ここが、今日から私の部屋か…。なんだか、初めて叔母さんのところに預けられた日を思い出すな…。

「それじゃあ、リンゴ。私も部屋にもどるね。寮の中は基本的に服装は自由だから。着替えが終わったらまた迎えにくるね。食堂まで案内してあげる!」

「うん。もも、ありがとね。何から何まで…いろいろ教えてくれて、私、この学園に来るのほんと急だったから何にもわからなくてすごく不安だったから…。」

「えへへ。気にしないで。賀東先生との約束だし!なにより、リンゴは私の友達だもん!」

 ああ。私、ももと友達になれて本当に良かったなぁ…。嬉しすぎて泣きそう…。


 着替えをすませて、ももが来るのを待つ私。服装これで大丈夫かな…。無地の淡いピンク色のパーカーにベージュの短パン。じ、地味すぎるかな?でも、私、おしゃれとか全然わからないから!服もパーカーとジャージばっかりだし…。ダサい…よね。お、ドアをノックする音がする。

「おまたせリンゴ!着替え終わった?」ももの声だ。ドアを開けると…。

 そこには、明るい色の髪を肩までのばした女の子が立っていた。服装はおしゃれなロゴのデザインのTシャツにストライプ柄のスカート。あ、あの、どちら様ですか?

「どうしたのリンゴ?。私だよ!ももだよ。まさか、私のこと忘れちゃったの!?」

「あ、ああ、ももだ!よくみれば確かに。ごめん、髪型がちがったから…。」

「あははは。絵を描くときは髪の毛が邪魔だから全部まとめちゃうの。普段はおろしてるけど。」

 へぇええ。髪下ろしただけでこんなに雰囲気変わるんだねぇ…。なんか、すごく大人っぽい。

「ほら、早く食堂行こう!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ