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セカイ防衛少女毒リンゴ  作者: 苺鈴
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リンゴともも1

苺鈴です。

またリンゴちゃんの話に戻ります。

 私、毒島リンゴはただいま藤林ももさんに校舎内を案内してもらいながら美術室にむかっていた。

「何か聞きたいことがあったら何でも聞いてね!学園のことも!私のことも!…賀東先生のことも!」

「それじゃ、藤林さん。聞いてもいいですか?」

「…。もも!」

「へ?」

「もも!私の名前は『もも』!ねえ、リンゴ。初対面の人と早く仲良くなるには、とにかく馴れ馴れしくすること!まあ、時と場合と相手にもよるけど。タメに苗字で呼んだり、敬語なんて使っちゃダメ。そんなんじゃ自分から相手に壁作っちゃって仲良くなれないよ。だから、私のことは『もも』って呼んで!それにぃ、どうしても苗字で呼びたいなら…『賀東さん』にして!私の未来の苗字(自称)!」

 わあ!いきなり呼び捨てで呼ばれた…。でも、うれしい…。なんか友達みたい…。

「う、うん。じゃあ…もも。」

「はぁーい!何、リンゴ?」

「えーっと…。聞きたいことが多すぎて、何から聞いたらいいかな…。とりあえず、生徒ってどのくらいいるの?」

「私も正確な数はわからないけど、中等部と高等部は、2年生までしかいないし、ほらこの学園ずっと閉鎖していて、去年から学園を再開したから…。1クラスは40人前後で、中等部と高等部はそれぞれ3クラスつまり、合わせて約240人。初等部は、6学年全部あるけどみんな1クラスだけだからまあ約240人で全学園生徒あわせて約480人!ってとこかな。」

「へぇ。私の前いた学校が全校生徒約600人くらいだったからそれより、少ないんだ…。そういえば学園が閉鎖してた理由ってわからないの?」

「うーん。こればっかりは、私も誰もわからないの…。再開できたってことは別に刑事罰にあたるようなことを起こしたわけじゃないみたいだし、入学説明会の時も理事長は閉鎖の件についてはほとんど触れなかったし…。この学園1番の謎だね!」

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