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セカイ防衛少女毒リンゴ  作者: 苺鈴
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委員長とヤンキー2

 ワイ胡桃城太郎は、姉貴との電話の後、猛ダッシュで学校に戻ってきた。あかん、5限目の予鈴や、急いで教室はいらんと…。あれ?さっきすれちがった子、どっかであったことがあるような…。向こうもこっち見ておったし、誰やっけ?ああ、もう授業始まるやん!ワイは急いで教室に入る。うわあ…みんなめっちゃ驚いとる。

 ざわつく教室…「あれ、胡桃君よね?」「胡桃が授業に!?…今日雪降るんじゃね?」ざわざわ。

 先生が教室に入ってきた。

「はーい。みんな授業はじめるわよ。日直さん、号令お願い…!?く、胡桃君!?ど、どどどうしたの?」

 どうしたも、こうしたも、ただ授業受けに来たんや、先生…。まあ、そりゃ数学の先生(名前何やっけ?)の授業受んの初めてやけど。

「ま、まぁ、いいわ。それじゃ、胡桃君もきたことだし、今日は今まで学習したところを復習しましょうか。試験も近いし。そ、それじゃ、みんな教科書開いて…。」

 先生、教科書さかさやで…。あ、気づいた。先生、動揺しすぎやろ…。

 はぁ。数学とかわけわからんわ…。前の学校でもまともに授業なんか受けておらんかったし、数学以前に算数がわからへんのに…。無謀すぎるやろ…。

 いや、これもアイツのこと、毒島リンゴを忘れるためや!とにかく授業に集中するんや!うわぁ、数字ばっかで目が回りそうや…。


 そうして地獄のような授業が終わった。

だめや…。さっぱり、わからんかった…。てか、結局、アイツのことも忘れられんかったし…。逆に、なんか複雑な計算とかして頭がこんがらがってくると、余計にアイツの顔が浮かんできてしまう…。

 次の授業は何やっけ?教室の後ろの時間割が書いてある黒板を見る。理科?理数つづきかいなっ!みんなよう毎日こんなつまらん授業受けられるな…。椅子に50分座りっぱなしなだけでも、しんどいんやけど…。


 

苺鈴です。

胡桃君はキャラとしてはすごく書きやすいんですが、関西弁が難しくて…。


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