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セカイ防衛少女毒リンゴ  作者: 苺鈴
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リンゴの転校

「叔母さん!どうしてここに?」

 部屋に入ってきたのは海月叔母さんだった。叔母さんに会うのは中学の入学式以来だよ。

「リンゴちゃん、事情は先生から聞いたわよ。大変だったわね。それと、予定より一日早いけど、荷物はまとめてくれた?」

 は、はい?

「本当は1年の時に編入させてあげたかったんだけど、手続きとかいろいろ時間がかかっちゃってね。」

 なんのことやら、さっぱりなんですが…。

「あら?もしかしてメール読んでないの?」

「この学校、スマホも携帯も持ち込み禁止なんだよ。」

「一週間前にメールしたんだけど…。まぁ、いいわ。今日でこの学校やめるわよ。」

「私、友達いないから、叔母さんと担任の先生とクラス委員長以外アドレスがないから基本、携帯チェックしないんだよ…って!学校やめるってどういうこと!?」

「ごめんね。ゆっくり説明してる時間がないの。荷物はあとで山田さん(家政婦さん)にまとめて送ってもらいましょう。さっきのアドレスの話じゃ、別れのあいさつをするような友達もいないでしょ。ほら、駐車場に行くわよ。」

「で、でも殴っちゃった子に謝りに行かないと…。」

「その子ならもう、退院したわよ。精密検査の結果も異常がなかったみたいだし大丈夫よ。転校して、落ち着いてから謝りにいけば良いわ。とにかく、急いで!」

 頭が全く今の状況に追いついていかないだけど…。

「転校するって、どこの学校なの?」

「私と私の兄さんつまりあなたのお父さんと、あなたのお母さんの母校よ。」


叔母さんと、父さんと母さんの卒業した学校!?

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