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セカイ防衛少女毒リンゴ  作者: 苺鈴
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胡桃城太郎と病室3

 朝、ぶつかったあの女(七五なんやっけ?)にもつっかかってしもうた。あの女が何か言いたげな目をしおったから。何を言いたいんかわからんかったけど、だから気になって問い詰めてしもうた…。

 はたから見たら、イジメかなんかやと思うやろな。せやから毒島リンゴが、やってきて。毒リンゴの噂聞いて豹変して、こいつの本心を聞き出してくなってわざと酷いこと言ってもうたな…。そんで、殴られて…。


 悪いのわいやねんっ!…と、とにかく学校戻ったら、謝らなあかんかな…。いや!、殴ったのはアイツや!先に手を挙げたのはむこうやん!わいは悪くあらへん…多分。

 てかっ、女に殴られて気絶?って、わいチョーーーかっこ悪っ!!恥ずかしくてもう学校行けへん!あいつら(取り巻き)に合わす顔がないやん…。わいダサすぎ…。

 そういえば、小さいころから女の子にもようつっかかって泣かしてきたけど、殴り返してきたのはアイツが毒島リンゴが初めてやな…。女に殴られるのも初めてやけど。

 アイツ…。泣いておったな。わいを殴った時…。意識が途切れる前に少し顔を見ただけやけど…。アイツ…地味やけど結構、可愛いい顔しとったな…。って!わいはなんでアイツのことばかり考えとるんや!わいが一番好きなのは姉貴や!って、そーやなくてっ!ああああ!なんか頭が混乱してきおった…。アイツに殴られたせいやな…。


 ま、まさか、これが毒リンゴの呪いか…!。わい、呪われてしもうたのか…?どないしよ…。


ガラガラと病室の扉が開いた。

『城さぁああああああーーんっ!!』取り巻き二人が飛び込んできた。

「お、おう、お前ら!ひ、ひさしぶりやな?」

『城さあああん!よくぞご無事でえええ!!』

「うわぁ!野郎が抱き着いてくんなっ!気持ち悪いっ!そ、それよりお前ら、毒リンゴの呪いを解く方法知らへんか?」

 

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