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それができるのなら

今、ルイネはプロのバドミントン選手を目指すというほどの熱心さではありません。バドミントン自体は好きですけど、それ以外のことを後回しにしてでも上手くなりたい、強くなりたい、というほどの本気度を見せているわけじゃないんです。


今の時点でそれでは本気でトッププロを目指すにはもう遅いでしょう。今から目指してトッププロになろうとするのはそれこそ途方もない才能の持ち主でないと現実的ではないでしょうからね。その点、ルイネはそこまでの飛び抜けた才能の片鱗は全く見えないです。


けれどもし彼女がここからプロを目指すとするならばバドミントンだけで自分の生活を成り立たせるほどのプロにはなれないことを覚悟の上で目指すことになるでしょうね。


そして自分がそのくらいのプロにしかなれないことについて覚悟しなければいけないでしょう。それができるのなら今からでも遅くはないかもしれませんが。


一方エンファの方は、大変な病気をしていたこともあってこれまた両親がやや過干渉な様子をかつては見せていましたが、今もその片鱗は残っていますが、個人懇談でも学校での彼女の様子を根掘り葉掘り聞き出そうとしたりもしましたが、今ではルイネとバドミントンで遊んでも何も問題ないくらいには元気です。


娘の病気を治すために実際に医師になった両親も本当はそれを良く分かっているはずなんですけどね。


だけどこれもやっぱり親心というものなのでしょう。分かっていても心配になってしまう。だからつい過干渉にもなってしまう。


それでもだんだん抑えられるようにはなってきているので、エンファとしてもそれほど気にせずに済むようになっています。


加えて彼女自身も成長してきているので、両親の気持ちを慮ることができるようになってきているというのもあるでしょう。


エンファと彼女の両親の場合は、両親が抑えられるようになってきているのとエンファの成長、双方のバランスが取れてきているということでしょうね。


親が子供に過干渉するのは好ましくないですけど、だからといってどちらかを悪者にして責任を押し付けて非難すれば解決するというものでもないでしょう。別に両親にもエンファにも悪気はないんですから。


両親はエンファのことが心配なだけですし、エンファは自分にできることは自分でしたいと思ってるだけなんです。どちらも人間としては当たり前の気持ちでしかありません。


だからどちらの気持ちも尊重した上で、折り合える部分を見付けるしかないんです。それを疎かにするから問題が大きくなる。


自分の希望ばかりを優先しようとするから、引くに引けなくなる。心配なのは分かりますが相手は人形じゃないんですからほどほどにしないといけませんね。



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