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70.我慢の限界

 

「後でね」


 絵里にそっぽを向きながらそう返したネヒィアは、絵里とマーラが見えなくなったあと、ハクの手を取って、


「ほら、行こ」


 少し不機嫌な声でそう言った。そんなネヒィアに、


「えーと、我はさっき入ったので……」


「嫌なの?私と入るのが」


「いや、そういう訳では……」


 ハクが少し戸惑ったような、逃げようとするような声色で返す。


 ネヒィアはネヒィアでそんなハクを前に少しづつ不機嫌に、イライラしてくる。


 だが、それを見かねてエナが、おちょくるように笑いながらこんな事を言い出す。


「あら、ネヒィアの裸を見る勇気がないのかしら?」


「なっ、ち、違う。我は……って、お、お主!」


 エナに言葉を言い返し、ハクがネヒィアに視線戻した時、その時にはもう……


「はい、見たね。入ろっか」


 ネヒィアは、着ていた半袖のブラウスを脱いで、裸になっており……笑みを浮かべる。


 ハクは慌てて視線をそらして、頬を赤らめ、目のやり場に困ったように視線をさ迷わせる。


 そんな姿が少しだけ愛おしくて、ネヒィアはハクに、行くよ、と一言そう言って歩き出す。


 それにハクは決心したように、エナは笑いながらついて行く。


 左に曲がって、脱衣所へ。作りは右も左も同じ。ちなみに湯船も……ようは、絵里達が行った右も、ネヒィア達がいる左も作りは全て同じなのだ。


 ネヒィアはもう脱いでいるので、服を置いた後ハクに近寄る。


 だが、


「えー、お姉ちゃんが脱がしたの?」


 エナに既に脱がされていて、裸だった。それに少しネヒィアはがっかりするが、まあ気を取り直して


「そういえば、ハクって美乳だよね」


「び、美乳……確かに、小さくも、大きくもない、綺麗な……って、触ろうとするな。本当に……やめて!」


 ハクの口調が少し壊れ、金切り声のような悲鳴をあげる。


「おっぱい、なんで隠すの?普通は下でしょ?それに……さっき見られたからいいじゃん。触るぐらい……」


「お、お主はバカなのか?見られるのと触られるのは違う。我は本当は……ひゃ♡」


「もう我慢出来ないの?」


 ネヒィアとハクが言い合いをしている間に、絵里の青色の制服の上着を脱いだエナがハクに抱きつき、耳元でそう呟く。


 それに驚いてハクが体を跳ねさせる。そして……


「そうなのハク。それならここでヤる?」


 ネヒィアが首を傾げながら、ハクの顔を覗き込みそう言う。


 その言葉にハクは思いっきり首を横に振るが……


「ちょ、ま、待ってくれ!姉様……お主と、止めて……あがっ♡♡」


 我慢出来なかったのはエナの方で、ハクの手を無理やりどけると、乳首をつねって、指をハクのハクに入れる。


 そんなエナに少しだけ嫉妬して、ネヒィアはハクのお腹に抱きつくと舐め始める。


 2人の姉妹に急に犯され出したハクは、体を震わせながら、目に涙を溜めて、


「や、やめぇ♡……おっ♡出る、あっ♡んんっ―――♡♡♡」


 えび反りになって、色んな意味で初めてネヒィアを濡らした。

今日、明日、明後日、連続投稿。頑張ります!


面白い、続きが読みたい、そう思った方ぜひブックマークそれと、

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