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28.ネヒィアさん?

 

「ネヒィア?エナをどこに消したの?」


「川だよ?主様と競争した時にスタートした場所。覚えてる?」


「う、うん。覚えてるけど、さ……えーと」


 どうしてネヒィアは、急に裸になったの?いや、それよりも……そのエロい顔……


 そんな事を言葉にはしないが、絵里は思う。まあ、理由は分かっている。裸になった理由は……けど、あのネヒィアが、何故?


 と、というかさ、そもそもの話、ネヒィアは今までどこにいたの?


 さっき爆発が起きた時、急にあの白い液を取って来たと思ったら、パッと姿も見せずに消えちゃうし。


 ま、まあ、その時ネヒィアが去り際、楽しそうにこんな事を言ってなかったら、エナを虐めてなんかなかったんだけど……


 ――お姉ちゃんは今漏れそうだから、そんな物使わなくてもいいよ?それにお姉ちゃんってお腹が弱いから、今攻めたら……すごいよ?――


 それが目が覚めてから、初めて聞いたネヒィアの声で……だけどその後、姿も見せずに消えちゃって……


 そしてさっき、今度はちゃんと姿を見せて私とエナの前に現れた。


 それまでずっと、どこにいたのかは分からない。……いや、そもそもそんな事、今はどうでもいい。絵里が今、気になっている事は……


 ネヒィアは白い液を取って、また私とエナの前に現れるその間に、何があったの?


 なんで、唇の端に私の創った白い液を付けてるの?


 あれが付いたらどうなるか、ネヒィアは分かってたはずなのに……なんで取ろうともしないの?なんで、そんな可愛い笑顔、浮かべてるの?なんで、うっとりしてるの?


「主様?ねぇ、主様!お姉ちゃんばっかりずるい。私も虐めてよ!お願い、主様♡」


 絵里の腕の中で半回転して、ネヒィアは自分の胸を絵里に押し付けると、頬赤らめてそう口にする。


 そして、唇を絵里に近づけキスをしようとするが……


 絵里はそれを見て目を見開いた。少し口を開けて、唇を近づけてくるネヒィアに……


「ネヒィア?ねぇ、止まって。少し話をしよ?」


 ネヒィアに付いたあの白い液は、唇の端だけだと思っていたけど……ネヒィアが急に裸になったのも、今いきなりキスをしようとして来るのも……凄っい幼い子供の顔になってるのも……


 絵里は焦りながらネヒィアの肩を掴んで口を開く。


「ねぇ、ネヒィア?あのさ、私が創った白い液は、どこにやったの?も、もしかしてだけど、その……口の中に入ってる白い液は……」


「そうだよ!主様が創ってくれた、()()だよ!」


「ネ、ネヒィア!ダメそれ飲んじゃダメ!出して、ほらペってして。ヤバいそれは、飲む物じゃ……」


「んっ♡」


「ネヒィアー!」


 最初からおかしいなとは思っていた。体が火照ってるし、なんか積極的出し、少し口をもごもごさせてたし……けど、嘘でしょ?ねぇ?


 あれは、付けただけで効果が出るように創った効果が強い物で……ちょっとしかエナに付ける気なかったヤバい物で……


 そんな物を飲んだら……


「あるじさまぁ♡やって。いっぱい、いっーぱい、わたしを、おかしてぇ♡」


「ネ、ネヒィアー!や、やめて、ダメ、離して、ね、ねぇ!」


「『空獄(くうごく)(へい)』」


「で、出れない。やめて、許して、ネヒィア」


「えへへ、いーや♡」


 ネヒィアは空間魔法を使い、絵里を閉じ込める。そして、甘いうっとりとした、エロい声で


「大好きだよ♡()()()()♡」


 絵里に馬乗りになり、思いっきり絵里の手を握ると、妖艶に微笑んで、白い液が無くなった可愛い小さな舌を出して、唾液を絵里の顔に垂らして……


 絵里の目を覗き込みエロい顔で、甘い子供の声で絵里に向かって、溶けてしまいそうな声を口にした。


「もう、ぜったいの、ぜえったいに、はなさないから♡」

面白い、続きが気になる、そう思った方ぜひ、ブックマークそれと

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