17.虐め。そして、辱め
マーラの手使いが絵里を追い詰め、体が限界とばかりにゾクゾク震える。だが、最後の叫びを、最後の抵抗を、エナにブチキレた絵里は、する事が出来た。
助けに来たと思えば、扉を閉めやがる様な奴はもういい。あれはダメだ。それなら、可愛くて優しい……
「ネぇヒィアぁー」
そう扉に向かって、弱くてふにゃふにゃな声を投げる。外にネヒィアがいるかは分からない。だがそれでも、もうネヒィアしか頼れない。助けて貰えない。
薄い望みをかけて叫んだ声はだが、バキバキ、という扉が蹴破られる音と、ドンバキ、という何かが吹き飛ぶ音が応えくれ……
その瞬間、絵里の口に入っていた指が、太ももをいやらしく触っていた手が、絡んでいた足が……マーラに触れていた全ての感触が消え、変わりに
「主様ー♡、大丈夫?」
ネヒィアの心配そうな声と共に、ネヒィアの温かい感触が背中に伝わって来た。
それに安心して、絵里は何とか息を整えると落ち着く。あと少し遅かったら、やばかった。本当、ネヒィアには感謝だ。
そうして、絵里は何とか喋れるぐらいには息を整えて
「はぁ、はぁ……ネ、ネヒィア、ありがと、助かった、よ」
「どういたしまして、主様」
絵里の途切れ途切れの言葉に、ネヒィアは嬉しそうに反応して、絵里の前へと回り込む。そして、
「ネ、ネヒィア?」
絵里の頬に触れて微笑み
「我慢、しなくても良いんだよ?」
そう言って足を絡めてくる。今絵里は、体育座りに近い座り方をしている。膝と膝はくっ付けているがそこからは段々と離れて行き、足の指先と足の指先との間は結構な距離がある。
だから……絵里の大事な所は無防備で……そこにスっとネヒィアの膝が入り、当たる。
「や、やめて、お願い。今はダメだから」
「……?なんで?主様」
「えっ、いや、だってさ、色々と……って、ちょ」
絵里の言葉に首を傾げるネヒィアだが、分かっているのだろう。今やばい理由を……
だからネヒィアは微笑みを浮かべて、悪い悪い、いたずらっ子の様に膝を絵里に押し当て……
「どうして、ここ、濡れてるの?」
「や、やめて、ネヒィア!ダメ、んんっ♡」
ネヒィアの膝が絵里を攻め、追い詰める。さっきはギリギリ何とかなった。それは、マーラが大事な所をあえて、触って来なかったから……だが、今は違う。
なんの躊躇いもなく、ネヒィアは膝を動かし続けて、押し当てて来る。それは、段々と強くなっていき、やがて、ネヒィアは頬染め、舌なめずりを1つ。そして……
「絵里。ほら、好きでしょ、こ・こ♡」
「ま、まっへ、ほんとにぃ♡、ダメぇ、なのぉ」
また、段々と力が抜けていき、声が漏れる。抵抗出来ない……もう、我慢出来ない……
「絵理、もう……いいよ♡いつでも……」
ネヒィアの優しい声に絵里は、いよいよダメになり……
「あっ♡ダメぇ、もう……もう、げん、か……い……」
ゾクゾクと絵里は震えて……後ろ倒れそうになるが、それをネヒィアは優しく支え、ギューっと抱きつき
「良く出来ました。絵里♡」
そんなネヒィアの甘くて嬉しそうな声を聞き、絵里はふっと視界が暗転し、気を失った。
少しぐちゃぐちゃかもですが許して下さい。だって、これ以上は流石に……ね?
それと、想像に全てお任せ致しますが、絵里はどうなったんでしょう?
はい。まあ、それはいいとして
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次からは平和に、平穏に、楽しく行きます。(知らんけど)




