16.限界のその先へ
人とビーストが交わると、ビーストの亜種、もしくは人の亜種が生まれる。
だいたいは、人の血の方が濃く出るので、ビーストの要素が子供に入ることは少ない。
だが、稀に生まれる事がある。そう、マーラのようなビーストの特徴を持った子が……
すると不思議、なんと本来のビーストよりも強くなるではありませんか……それも何倍、もしくは十何倍も。
そもそもが強いビーストがさらに強化される。そして、マーラはその中でもとっておき。
エナ、ネヒィアがいくら神獣とは言っても今のこの、弱っている状態では、マーラの方に軍配が上がるのだ。
だから、エナとネヒィアはそれを避けたかったのだが……もう手遅れ。
マーラに連れ去られた絵里は今、1階にある隠し部屋の様な場所に閉じ込めらていた。
少女2人が寝れば余裕が無くなる……そんな広さの小さな部屋だ。
「ほ、解いて、くれませんか?」
そんな部屋の中で絵里は、目を覚ました時からずっと両手足を縄か何かで縛られ身動きが取れずに捕まっていた。
だが絵里はそれでも薄暗い中で、何とか見えるマーラに向けて言葉を発する。けれども……
「いやニャー。絵里ちゃんは今からここで、一緒に仲良くするニャー。だから……」
「ど、どうして?って……嘘、でしょ?」
案の定断られ、マーラはピンクのエプロンを脱ぎ出すのだが……エプロンが肌から離れるに連れて、体が小さくなっていき、エプロンを完全に脱ぐとネヒィアよりも背が低くなったというか、若返った。
子供だ。10歳ぐらいの。顔も幼くなっている。それでも、声だけは変わることなく
「さぁ、始めるニャー」
重くて甘い、ゾッとする様な声でマーラは言葉を零し……一瞬ブレる。そして……
「えっ?どうして私の服を……なっ」
絵里の服を持ったマーラはニヤッと嫌な笑みを浮かべて、
「まずは、準備体操ニャー」
そう言って……視界から消えると同時に、マーラの手が絵里の胸に触れる。
「あっ、ひゃめて♡」
いつ縛っていた縄を解いたのか、絵里は一応身動きが取れるようになってはいたが……マーラのせいで力が入らない。ほんの少し触れられただけで、足がガクガクと震えて言う事を聞かない。
「絵里ちゃんは敏感ニャー。虐めやすくて嬉しいニャー。もっと、もっとニャー」
マーラは絵里の姿を見て、嬉しそうに言葉に発して手を器用に動かし続ける。
それは本当に手馴れているようで……絵里の反応を伺い、マーラは流れるように、追い打ちをかける。
パクッと、優しく耳を咥えて甘噛みし、舐め始める。
そんなマーラの舌と歯が当たる感触に、絵里は暴れて抵抗するが……
「活きがよくて、可愛いニャー。それがどこまで続くか……楽しみニャー」
絵里の耳から今度は、首筋へとマーラの口が動く……
そんなマーラになすがままの絵里は、声を殺して喘ぐ。やばい……本当に……やばい……
少しでも気を抜けば、おそらく理性がぶっ飛び大変な事になる。取り返しがつかない事になる。
だから絵里は今にも開いて、声を出してしまいそうな口を必死に閉じて、声にならない声をあげ続ける。だが……
「いいニャー、いいニャー。我慢強い子は1回堕とすと、堕ちるところまで堕ちていくニャー。絵里ちゃんは本当、可愛いニャー」
マーラは甘く可愛い声で囁くと、今度は絵里の細い足に優しく自分の足を絡め、いよいよ絵里を動けなくさせる。
そんなマーラの足の感触に絵里は驚き、ひくっと震えて目を見開く。
その絵里の反応をマーラは見逃さず……マーラは胸から手を離し今度は絵里の口、それと……
「仕上げ、もうお終いニャー」
下の方に手を伸ばし、攻め始める。うねるように口の中に左手の指を入れて絵里の舌を触り、右手は膝から太ももまでを伝って、絵里の大事な所へと……
「や、やめてぇ、あっ♡んっ♡ダメェ、ほうとにぃ、ダッ……」
そんな感触にいよいよ限界に達した絵里は、涙目になりながら我慢していた声を、とうとう漏らし……
大きな快感の流れは、もう止まる事がない。開いた口を閉じること出来ず、絵里は力が入らない中、ただ喘ぐのみの壊れかけで……
――やばい……もう……――
頭の中で理性がそんな事を呟くが、段々と体の震えも大きくなり、マーラに体を無意識に預けてしまう。そうしてマーラの手が、太ももから絵里の絵里に触れ……
「絵理ちゃん!」
ようとした、そんな時。エナが焦ったように部屋の扉を開き、絵里を呼ぶ。
良かったぁ……絵里は、ぼっーとしだした頭でそう思い、何とか
「……エナぁー」
エナの名を呼んだ。
だが、バタン。エナは真顔で、まるで見てはいけないものを見た時の様に、扉を閉めてしまい……
そんなエナを見て、マーラは勝ち誇った様に笑みを浮かべて、止めていた右手を動かし絵里の絵里の近くを優しくいやらしく撫で始め……
「私の勝ちニャー。そして……もう少しニャー、絵里ちゃん♡」
そんな甘い言葉に……舌を、大事な所の近くを弄られる感触に……絵里は色々な意味で限界に達して―――――
すいません。最近、少しやり過ぎている気がします。おかしいですね。この物語を書き始めた時は、こんな風になる予定では……ま、まあ、それは置いておきましょう
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