表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

147/201

147.ハク先輩

 絵里はエナから離れようと結構な力で動くが、エナも同じぐらいの力で絵里を引っ張る。


 や、やばい……ちょっとボッーとしてきた。エナのキス、なんか頭がクラクラする。


 カイメイとネヒィア、二人の話が所々聞こえるけれど、ハクがなんたらと話しているのが分かる。ハクに会いたいと思ってるけど、会えるのかな?顔見たいんだけど。


「絵里ちゃん♡」


 絵里がボッーとする意識の中で、違う事を考えていると、それを知ってか知らずか、エナがエロい顔で絵里の名前を呼ぶ。


 そのエナの顔が離れた一瞬で絵里は、すかさずくるっと半回転する。


 そして、エナの耳元で優しく囁く。


「また後でね。いい?」


 するとエナは絵里の肩を掴んで、一言。


「いや……」


「エナ、後でいっぱい抱いてあげるから、ね?」


「……で、でも」


「それなら今日は一緒に寝よう。ずっと傍にいてあげるから、どう?」


「うん……分かった」


 絵里の優しい言葉に、エナは渋々折れて絵里から手を離す。


 そうして、やっと絵里とエナは布団から出て、ネヒィアの方を向く。でも、その時にはすでに、


「それじゃね。また会おう、カイメイ」


「は、はい。ぜひ。それでは失礼します」


 ネヒィアとカイメイの会話は最後の最後だった。


 扉から出て帰っていくカイメイ。話したかったな……と絵里は少し残念な顔する。


 可愛い子だったし、面白い反応してたし。次は絶対お話して仲良くなろう。


 絵里が一人心の中でそう決めていると、ネヒィアが窓を開けて、服を脱ぎ始める。


「主様、お姉ちゃん。体、綺麗にするよ。エロい匂いがするから。服、脱いで」


 ネヒィアの言葉に絵里は服をささっと脱ぎ、次いでエナの服を脱がしてあげる。


 脱がすのはすんなりなエナ。でも、エナは目をハートにしながら、絵里にさらに発情する。


 そんな様子を見て、ネヒィアはエナの頭を撫でながら言う。


「ちょっとの間我慢できるよね、お姉ちゃん」


 それに頷いて、エナは静かになる。でも絵里を見ながら愛液を垂らしているエナに、今度は絵里が発情しそうになるが、急にお湯で体全体を包み込まれたおかげで、何とか収まる。


 それから少しの間、体をネヒィアに綺麗にしてもらい、ついでにベッドやらなんやらも、綺麗になる。


 空気も入れ替えられて、濡れていた床や物も綺麗にされていく。


 綺麗になった絵里達三人は、今度はちゃんとした服を着る。エナにはネヒィアが服を着せてあげ、あまり時間を使わずに、着終えると、


「それじゃ、ハクに会いに行こっか」


 ネヒィアが楽しそうにそう言って、扉を開けた。

面白い、続きが読みたい、そう思ったらぜひブックマークそれと、

☆☆☆☆☆

↓↓↓

★★★★★

広告下の星を五個ぐらい押してポイントを!ついでに、いいね!と思ったらいいね!ボタンもポチッと!

よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ