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142.溜めてはダメ

 絵里とネヒィアが手を繋いで、すやすやとベッドで寝ている中、エナは静かに部屋の扉を開けて、


「……やりすぎね」


 一言そう呟いて、明日の朝ごはんだけテーブルの上へ。


 暗闇に包まれた中、一分も経たずに部屋の掃除を終わらせる。


 絵里、ネヒィア、そしてベッド、床、散らかった服を綺麗にして、窓を開けて空気を入れ替える。たったこれだけで、本当に綺麗になるから不思議。


 服を魔法陣の中に入れて、そこでふと、


「ハクはまだ帰って来ていないのね。珍しい……」


 ハクが居ないことに気付いて部屋を見渡す。近くにハクの気配はなく、一回出て行ってから帰って来ていないらしい。


「まあ、その内帰って来るでしょう」


 エナはあまりハクについて深く考えずに、一通り換気が終わったので窓を閉める。


 そして、エナは服を脱ぎ始めて、パンツを最後に脱ぎ終えると裸のまま、ベッドへ。


 ギリギリ三人程が寝れる大きさなので、ちょっとキツキツにはなるけれど、ネヒィア、そして絵里の空いた手を両方ぎゅっと握って、エナはそのまま眠りに落ちた。


 ◆♡◆♡


 窓から入って来る光が部屋全体を照らし、絵里の眠気を襲う。


「うぅ……」


 絵里はそれを嫌がり、体をもぞもぞと動かす。柔らかい物が前と後ろにあって……絵里は両手を誰かに握られているので、顔だけを使って目の前の谷間に潜り込む。


 それからしばらくして、やっと絵里は後ろにも柔らかいおっぱいがある事を不思議に思った。まあでも、すぐに誰かは分かった。ハクはこんなに大きくないから、


「エナか……」


「ええ、そうよ。絵理ちゃん」


 心の中で呟いたつもりが、寝ぼけていたのか口から出た。


 それにエナは反応して、さらに絵里と密着する。そして握っていた手を離して、エナは自分の股の前に絵里の手を持ってきて、


「弄って、だめ?」


 絵里の耳元でそう甘い声を出す。


 そんな声に絵里は、


「いいよ」


 それだけ返事をして、弄り始める。


「んっ♡……んんっ♡」


 エナの可愛い喘ぎ声を聞きながら、絵里はエナと足を絡める。そしてエナの柔らかくて温かい太ももに絵里は自分の股を押し当て擦る。


 すると、エナは絵里の乳首を弄りだし……


「あっ♡……エナっ♡だめっ♡」


「奥……奥にもっと♡」


 絵里もエナも喘ぎながら、それぞれ指を動かし、どんどん絡み合って……やがて、


「絵理ちゃん♡……ダメッッ♡♡んあっ―――♡♡♡」


 エナの方が先にイって、体をビクビクさせて絵里に抱きつく。抱きつかれた絵里は、取り敢えずさっきまでエナに、入れていた指を口に入れて舐める。


 そんな絵里の姿に、エナは何故か嬉しくなって、太ももを思いっ切り押し当て、グイッといきよいよく動かすと、絵里はその拍子に涎を垂らしながら、


「ひゃうぅ♡あがっ♡イグッッッ―――――♡♡♡」


 エナの太ももを足でぎゅっと抱いて、体をビックンビックン震わせ、盛大にイった。

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