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80、水窟と飛行窟

風呂はいいな。

疲れが湯に染み込んで体から抜けていくような気分になる。

風呂を出てさっぱりして出てくると食事の用意が出来ていた。


メニューは、豚(猪)のしょうが焼き定食だ。

ダンジョンから出る前に帰還したら出すようにいっておいたからな。

やはり(元)日本人は、米に味噌汁がジャスティスだな。

カチカチの黒パンとかだと飯を食った気がしない。

生まれ代わっても魂に刻まれたものはなくならないものだな。



さて、飯も食ったし、設置や指示ですむものは片付けておくとしようか。


まずは、ダンジョンの設置からしておくか。

え~と、ダンジョンコアに成長しているのはいくつあったかな?


使えそうなのは2つか。

4万ポイントのものと3万5千のものだな。

ポイントが少ないが、すぐに攻められるものでもないしな、取り敢えず作って置いて強化するのは西窟がある程度出来てからでよいだろう。

ギルマンたちやハニービーインセクティーたちから訓練用ダンジョンの希望が出ているしな、予定より早いので小規模になってしまうが仕方ないだろう。


特にギルマンたちは地上活動に時間的制限があるから、南窟での戦闘は厳しいだろう。

早めに水中戦用ダンジョンを作ってやらないとな。


ダンジョン設置場所としては、東の海岸でよいだろう。

ポイントが不足しているので1層のみだが、ランダム転移型ダンジョンにしておけば、Sタイプの召喚陣のコストが1/4になるから多目に設置できる。


もっとも上位の水性モンスターは手に入っていないから元々安いがな。

フライングソードフィッシュと一角鰹にお弾じゃくしとキャノンフロッグ、突撃魚にゼリーフィツシュ、スターマインかな。?


キャノンフロッグとお弾じゃくしは淡水生物他は海水生物なので共存は無理かな?

まずは、食用としては価値があるフライングフィッシュと一角鰹から配置するダンジョンにしよう。


保有ポイントが40,000ポイントあるので階層分が10,000ポイント必要だな。

ダンジョンを作るのに人が攻略可能にしておかないといけないからな。


転移地点から下層にいく転移陣まで直線に道を作ることにして、一部橋をかけておけばいいか。

後は海水で満たすようにすれば問題ないだろう。

迷宮なのに迷わないな。

コスト的に仕方がないが。

これでさらに5,000ポイントかかる。


残り25,000ポイントか。

モンスターのSタイプの設置コストが1,500と2,500でさらにダンジョンの形状により1/4になるからそれぞれ25体づつ配置可能だな。

エリア範囲から考えれば少なすぎるから、数日おきの狩になるだろうがそれは仕方ない。

名称としては水窟でよいか。


もうひとつダンジョンを作ろう。

航空訓練用ダンジョンだ。

こちらも今の所、一層のみのダンジョンになる。

配置するのはビックラットとブルーバーディーの2種のみだ。

コスト面と小型で狩りが難しい物を選択した。

大型の飛行型モンスターが配置できないと言う問題もあるが。

Fランク、Eランク辺りの飛行型モンスターが欲しいな。


小型で機動力のあるものを相手にすることによって戦闘技量は上がるが、経験値で考えればわずかでしかないからな。

と、いってワイバーンモドキでは、Sタイプだと保有ポイントの上限を越えてしまう。

下位モンスターの種類を増やさないといけないな。

取り敢えず、このダンジョンは飛行窟としておこう。


水窟に飛行窟か、我ながらネームセンスの欠片もないが分かりやすさが一番よい。


新規ダンジョンはこれでよいだろう。

町で手にいれた書籍類に関しては、写本の製作が先だな。

早めに読みたい気もするが、保険をかけておくことにこしたことはない。

パペットたちなら写本ができるまでさほど時間がかからないだろうしな。

後は、内容の解析も頼んでおこうか。

地理や歴史等、時代で内容が変わることもあるからな。


俺は、しばらく、実験だな。

スライムとゴーレムコアの有効な使い道を探るとしよう。


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