29、おはよう
んーん?
え~とここはどこだったかな?
ああ、そうだった、休眠していたのだったな。
「ネス様、お目覚めになられましたか?」
「マイヤーか、着替えと食事の用意を頼む、ネームド達を1時間後に集めてくれ。」
「着替えはそちらに用意しております。食事の用意をして参ります。失礼いたします。」
一礼をしてマイヤーは部屋を出ていった。
マイヤーが戻って来る前にステータスの確認をしておこうか。
○ネーム ネス
○種族 ヒューマン
○クラス ダンジョンマスターレベル10
○ダンジョンポイント 62800/80000
○マスターポイント 55
○モンスターポイント 9
HP 55(+11)
MP 73(+15)
器用値 25(+1)【+5】
敏捷値 25(+1)【+5】
知力値 31(+1)【+7】
筋力値 24(+1)【+5】
生命力 26(+1)【+6】
精神力 29(+1)【+6】
スキル
召喚術lv3 ダンジョン創造lv3 共通語 下級身体強化lv68 下級土魔法lv72 下級錬金術lv69 簡易鑑定lv77 弓術lv30 ストレージ 下位MP回復lv86 下位MP増強lv70 下位剣術lv42 下位槌術lv15 下位楯術lv36 掘削lv33
マスタースキル
ダンジョンブーストlv1
階層 5
ダンジョンマネー19,726,671
あれ?休眠する前はダンジョンマスターレベルが9だったはずなのだがひとつ上がっているな?
ダンジョンの成長がダンジョンマスターにも影響を与えているのだろうか?
まあ、レベルが上がることはよいことだ。
ただでさえダンジョンマスターは上がりづらいからな。
マスタースキルのダンジョンブーストにレベルがついているな。
ステータスも影響して上がっている分も加味してステータスに振り回されないように訓練しないとな。
他はダンジョンポイントの最大値が上がっているようだな。
階層数+2だったのが+3に増えている。
ポイントの保有に余裕ができた事はよいことだ。
マスターポイントも大分たまっているな、下位スキルなら結構買えそうだが、偽造スキルが欲しいからな、もっと貯めないといけない。
500ポイント必要だからいつになるやら。
ポイント振りを変更しておかないとな。
1割のポイントに回そうか。
モンスターポイントとマスターポイントで半々だ。
他に1割分をエリア拡張にしよう。
現状で1日辺り700ポイントほどに入るからな。
これぐらい回しても問題なかろう。
後は、集まってからでよいかな?
担当のネームドに報告させた方がよいだろう。
ある程度の事は石板で確認する事はできるが細かいことは現場をしきっているものに聞いた方が確かだからな。
おっと、早く着替えないとマイヤーが来る。
ん?俺はこんな服をもっていたかな?なかったよな?
元々あったのはこんな西へよい手触りではなかったよな?
シャツやズボンもよくなっている。
パペットたちが作ったものだろうか?
そう言えば家具もよいものに代わっているな。
こういったものまで用意できるようになったのか。
感慨深いものだな。
コンコン!
「ネス様、御食事の準備がととのいました、お運びしてもよろしいでしょうか?」
マイヤーが食事をもって来たようだ。
「入ってくれ。それにしても準備が早かったな。」
「本日、ネス様がお目覚めになられるのがわかっておりましたので前もって準備をしておきましたので。」
「そうか、それはありがとう。」
「いえ、メイドとして当然のことです。」
「そう言えば、みなは集まれそうか?居場所を確認していない内に集まるようにいってしまったが?」
「問題ありません、彼らもすでに集まっておりましたので。」
わが配下はみな優秀だな。
見捨てられない程度にはがんばるか。




