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25、3ヶ月目

さらに一月がたった。

生産面は順調だな。

パペットたちが頑張ってくれている。

試験的に作らせたワインやエール等が出来上がって来ている。

まだ、味の方は今一だな、研究を進めて旨い酒を作ってもらいたいものだ。

ビネガーや蒸留酒の研究もさせようか。

時間がかかりそうなものは早めに始めた方がよいだろう。

特に蒸留酒は寝かす時間がかなりかかるしな。

俺自身には、だいたいこんな感じ、といった位の知識しかないからな。

パペット達に期待するしかないかな。

しかし、パペット達にできない作業はないのかな?

近代兵器とかは作れんようだが、それは俺も同じか?

知識の制限があるからな、近代に関するものはあるということがわかってもイメージができないのだからな。


さて、この3月でわかったこともいくつかある。

例えばコボルド達はある程度肉類を食べさせないとクラスチェンジしないで成長限界を迎えるようだ。

肉類の確保が問題だな。


今は、狩りで獲た獲物の数が十分だがこれ以上コボルドを増やすとキビシイかな?

数を確保するためには結構遠征させないといけないのだが、遠征させるとダンジョンの防衛に回すものが少なくなるしどうしたものか?

野生のモンスターはドロップではなくそのまま死体が残るのでまだましだがな。

それでも割りと大型の猪系や鹿系モンスターでも一頭辺り10キロ位肉がとれればよい方だ。


訓練用のモンスターから得られる肉類は、コッコとミニカウの肉だがランダムドロップの為平均1日2キロといったところだ。

基本的に俺が食べ、残りを保存食として干し肉や燻製にしている。

ボックスシープの肉?あれは食えたものではないな。

コボルド達でも食うのをいやがる。

粉砕して肥料にするか、換金室に放り込んでおくしかない。


D3の草原にもコッコやミニカウ、それに野生のモンスターを生け捕りにして放しているが数が増えるまで時間がかかる。


野生の猪型モンスターも捕獲して畜産用に増やしたいところだがこちらもまだまだだな。

少なくても1年位は見ないといけないだろうな。

いや、もっとかかるかな?


コッコも同様だが、いくつか雛が孵っている。

召喚したいものとは違い生まれた雛はダンジョン所属のモンスターという認識ができない。

野生のモンスターと同じように感じる。

ダンジョンマスターとしての感情の補整効果かな?

う~ん、色々制限されているな。

まあ、考えても仕方ないか、食糧の確保にはなるしな、逆に仲間意識が出て卵すら食えないよりはましか。


であればミニカウの子も大丈夫かな?

何体か妊娠してそうなのがいるのだが…………。



肉類の事はこんな感じだな。

もうひとつは、ついにダンジョンコアを作ることができた❗

まあ、保管していた魔素石が変化しただけなのだがな。

石板と簡易鑑定の情報をまとめるとこんな感じだ。


《下位ダンジョンコア(極小)》

ダンジョンのコアとなるもの。

ダンジョンポイント10/100

まだ極小の為、単独でダンジョンを制作することはできない。

上位ダンジョンは保有ポイントを上限以内で渡すことができる。

上位ダンジョンがある場合ダンジョンマスターを選定しなくてもよい。

階層は1キロ四方、2000ポイント×階層数で設置可能。

第一階層のみすでにある洞窟等を使用可能。

(最大ダンジョンポイント×200平方メートル以内追加増減なし。)


極小だと満足にダンジョンを構築できなさそうだな。

モンスターについての記述がなかったからな、召喚できないのだろうか?

もしくはダンジョンマスターによって決まるのだろうか?

設置しなくてはわからないな。

ポイントも少ないしな、もうしばらく放置しておくか。


他は相変わらずだな。

掘削作業、生産作業、戦闘訓練、ダンジョン拡張を進めているが変化があるほど進んでいない。


もうしばらく我慢しないとな。




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