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ネスside


ダンジョンが軌道に乗って来たのでたいしてすることがなくなってきたな。

王国や帝国に武力を持って信仰するつもりもないしな。


ダンジョン関係ですることと言えば、せいぜい、メインダンジョンのみだが農業エリアやビオトーブエリアの調整位だろうか?


それも、階層を急速に増やした結果土砂の搬入が追い付いていない。

しばらく、階層を増やすのもやめにするしか無さそうだ。


モンスターを増やすのもそこまで戦力に困っているわけでもないし、既存のモンスターの底上げも終わっていない。


自分自身のレベル上げも今の所頭打ちだ。

いくつかある下位ダンジョンのモンスターでは、すでにレベルが上がらなくなっているし、上級モンスターをSタイプで召喚するには保有ポイントの関係ですることが出来ない。


しばらくすれば、ギリギリ召喚ポイントを保有可能になるのだが、それまで、なにかほかの事をしたいものだ。


さて、どうするかな?

ダンジョン街に行ってもいいのだが。

彼処は、割りと行っているし、特に目新しい者はないか。

新たなダンジョンマスターが生まれる時期でもないしな。


生まれたてのダンジョンマスターの支援として、モンスターの高額買い取りを行っている。

ダンジョンを作り始めた段階では、圧倒的にポイント不足になるし、階層が少なすぎてすぐ攻略されてしまうからな。

もっとも、生物系モンスターに限った事だが、雌雄1対3セットを基準に購入することにしている。

大体、3セットで3万で買い取っている。


元々、ビオトーブを多種多様な生体系を作り上げるのが目的だ。

厳しい環境に置いて、モンスターの多角的にランクアップしてほしいからな。


もっとも、買い取ったモンスター自体がランクアップしてもおれが召喚可能になるわけではないが、数が増えれば似たようなモンスターは当然出てくる訳だし、俺の召喚したモンスターとの混合種も出てくる。


混合種自体は召喚不可能ではあるが、進化したものは何故か召喚リストに載る。

本来あり得ない進化が起こることを期待して交配実験も行っている。


今、力を入れているのは、牛系、猪系の食肉用に向いている食肉系モンスターで、特に味を良くする為に交配を繰り返している。


もうひとつ行っているのは、ウルフ系モンスターだ。

下位同ランクであれば、微妙な違いしかない。


元々、ウルフ系モンスターは集団を作るため、様々なウルフ系の子供を集めて置けば種族の違いを気にしなくなる。

ある程度成長すればビオトーブに放して置けば、勝手に交配してくれるだろう。

自然交配しやすいモンスターはありがたい。


逆に猫科モンスターは、特化が進んでおり交配させても生殖能力の欠如した一代限りの物が多く、こちらは悩ましいものだ。


そろそろ風雪地帯とか、熔岩地帯とかの特化地形も用意しておくべきだな。

そちら用のモンスターのストックもあるし、設置してもいい頃だろうが、どう繋げるかが、悩みどころだな。


既存のモンスター達も環境適応して、新種が生まれるかも知れんしな。


ビオトーブがどのようになっているか調査させておくべきかな?


それとは別に、地上エリアの様子も実地で確認しておかなくてはいけないか?

基礎プランを作り、区画整備案を出してからは、ほとんどマイヤーに丸投げしていたからな。

どういう感じになっているのか知らないしな。

しばらく、あちらこちらを見て回って見よう。


そうだ!王国にも行ってみよう。

元々、ダンジョンの外を安全に旅するためにダンジョンエリアを拡張してにたのではないか!!


ダンジョンエリアを広げる事に集中しすぎたな。


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