19、余裕ができたので拡張しましょうか
今の手持ちのポイントはあれからまたパペットが7体売れたので35,000と今までの残りが約3,000強といった所だ。
それとは別に収入が1日辺り22ポイントほどあるわけだがどう使おうか?
1、地上部の拡張
2、モンスターの増強
3、訓練用モンスターの配置
4、階層の追加
5、ダンジョンポイントをマスターポイント、モンスターポイントに変換
大雑把に分けるとこんな感じだな。
一、地上部の拡張だな。
どのぐらい広げておくか?
確か100ポイントで1ヘクタールだったな、10,000ポイントを使用して100ヘクタール(1平方キロメートル)分広げるか。
周囲に当分で広がるのだったな。
地上部は広げておけばそれだけで範囲ないに生物がいれば、僅かではあるがダンジョンポイントを得ることができる。
二、戦力拡張だな。
掘削中のトンネルがまもなく開通するから、パペットとコボルドを今いる同数を召喚しておくか。
西側出口に配備している者と混ぜて戦力の均等化しておこう。
三、訓練用モンスターだが、ライトコッコとグリーンキャタピラーにしよう。
ライトコッコは肉に卵、矢羽、鶏ガラ等がとれると思う。
グリーンキャタピラーからは糸がとれるだろう。
あくまでも予想に過ぎないが…………。
四、階層の追加だが、これは諦めよう。
他にポイントを使ってしまったからな。
五、マスターポイント、モンスターポイントに変換も諦めるか。
モンスターの新規ガチャもよいが、まだよいか。
スキルは今持っているものも扱い切れていないのだから増やすのはどうだろう?
1万ポイントほど残っているが、取り敢えず保留しておこうか。
1日辺りのポイント収入が100ポイントをこえたら新たな階層を作る予定だからな。
「ネス様、今ヨロシイデショウカ?」
マイヤーが来たようだ?訓練も終わっているし、食事の時間でもないのに声をかけるとは珍しい?
後ろにラニアもいるが、なにかあったか?
「どうした?二人とも?そろって来るとは珍しいな?」
「備品ヲオ願イシタイモノガアルノデスガ、ヨロシイデショウカ。」
「ワン、私の方もお願いしたいものがあります。」
なんだろうか?備品で足りないものか。
大体のものは作れると思うのだが?
人手や設備が足らないのかな?
「必要なものならいってくれ。」
「簡易鍛冶用ノ魔晶石ガ切テイマス、補充ヲオ願シマス。」
あれは魔晶石で動いていたのか。
知らなかったな。
「わかった補充しておこう。ちなみに切れた魔晶石はあるか?」
「ココニアリマス。」
普通の水晶に見えるのだが違うのだろうか?
魔力の再充電ができればコストの削減になるのだが補充方法がわからん。
魔晶石と魔石とは違うのかな?
取り敢えず切れた魔晶石は魔石の保管箱に一緒にいれておくか。
それで魔力が補充できたらいいな。
ラニアの方はなにが必要なんだろう?
「ラニアの方はなんだ?」
「ワン、ポーションの瓶がほしいです。」
そういえばラニアに製薬のスキルをつけていたがポーションをつくっているとは知らなかったな。
マイヤーとはよく顔を合わせているがラニアとは食事と戦闘訓練のときのみだからな。
もう少しは、各階層をチェックしていかないといけないな。
「ポーションの瓶が必要ということはポーションの量産ができるのか?」
「ワン、初級ポーションができました。ワン、薬効は低いですし、ランクも低いですが。」
「よくやった。ポーションができればコボルドたちが助かるぞ‼」
「ワン、ありがとうございます。」
「どの程度確保できるのか?」
「ワン、採取も含めてですと1日3本が限界です。」
「マイヤー、薬草の栽培は可能か?」
「試サテテミマスガ時間ガカカリマス。」
「構わないから試させろ。採取用の人手も確保しておく。ラニアはポーションの精度をあげてくれ。補佐用のパペットも召喚しておく。」
「了解イタシマシタ。」
「ワン、了解いたしました。」




