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137、ゴーレム

侵攻用の3つのダンジョン自体はこんな感じでよいだろう。

付近の村を襲って住人を捕らえダンジョンのポイント化したので当所の予定よりも強化が進み生み出しているモンスターのペースが若干早くなった。


後は、周辺を強化しておこうか。


守備部隊自体は、マリーのダンジョンの戦力を当てにできるが、ダンジョンがある場所がマリーのダンジョンのエリアギリギリだ。


出来れば攻略に来たものを侵攻用ダンジョンの手前で撃破したい。


となれば、ダンジョン前面にエリアを広げて置くべきだな。

どのぐらいあればよいだろうか?


全長2キロ、幅1キロ位広げたいが、すべてダンジョンコアの欠片で埋めるのは厳しいな。


ルートの中央、幅50メートルは、10メートル間隔で欠片を埋めておいて、残りの左右は、20メートル間隔にひろげるか。


どのみちこの国の全土をエリア化するのだから無駄にはならないだろう。


正面ルート以外植樹をさせておくか。

防御用にレッサートレントを混ぜておけばそれなりの効果があるだろうしな。

苗木はメインダンジョンから運べば問題ないだろう。

ビオトーブ制作用に


作業させるのはゴーレムで問題ないだろう。

各階層でモンスターが生まれるのは午前0時だから、すべてのモンスターを撃破したのちは、することがない。


ダンジョンを出入りしながらであるから作業効率は悪いだろうが、そう急ぐものでもない。


なにか作業させておけばその分動きはよくなるからな。

戦闘と強化、作動訓練はセットでやった方が効率的だ。


ゴーレムは、コアの成長と共にボディに使える重量が増える。

また、きちんと関節を作ってやると機動力がます。


その分、防御力は下がるのだがな。

さらに言えば、関節防御のために重量を使えば動きが鈍くなり、無視すると重量に負けて足が折れたりすることもある。


まあ、動きを気にしなければ、石像にゴーレムのコアを取り付けるだけでも問題はないのだが。


今、使役しているゴーレムは第8世代だ。

重量のかさむのを合えて無視して金属骨格を採用している。


関節補強と筋力増強のためにスライムの皮を加工した代用筋肉をつけてあるのでこれでほぼ使用可能重量を使いきってしまったのでレベルが上がるまで大量に手に入ったビックコックローチの甲羅を加工したものを重ね合わせたものを使っている。


軽量だがそれなりの強度とコストの安さがポイントだな。

いずれダンジョンコアの欠片を内封したものに代えるまでの間の代用品としては充分だろう。


あくまで代用品であるわけは、ダンジョンコアの欠片を内封した特種装甲でないとダンジョンエリア外での活動が出来ないためだ。


いってしまえば特種装甲は、バッテリーだな。

予定分の装甲をすべてこれに代えると50キロ程になってしまう。

ダンジョンコアの欠片を混ぜた合計にすると普通よりも重量が嵩むな。

骨格の方にもダンジョンコアの合金を使用したらどうだ?


予定しているサイズよりも2割程小型になりそうだ。

今後のゴーレムコアの成長を考えると骨格は大きめの方がよいだろう。


ミスリルを骨格に使えれば性能や軽量化は可能なのだが、量産型ゴーレムに使うにはコストがかかりすぎる。


ミスリルですべて賄おうとすると保有している分で2体作れるかどうか。

さすがに使えんな。


現状ではこれが限界か。

防御力に多少の不安はあるが、下級モンスターの相手をするぐらいは問題ないだろう。


後は、武装か。

防御に不安があるのでシールドと剣タイプが主力だな。

遠距離攻撃能力が欲しいので弓タイプも作る必要がある。


弩を内蔵するというロマンも考えたのだが、この世界では弩は威力に欠ける武器だ。


弓は使用者の筋力やスキルによって威力が上がるの武器なのにたいして、弩は火力固定だ。


下級モンスターに対しては其れなりの威力があるが、上位モンスターに対しては防御力を越えることは出来ない。


確保した本の中にからくり武器には魂の力が宿らないので強くならない、とあったがゴーレムもからくりじゃないのだろうか?







しばらく仕事が忙しくなりますので月曜日と木曜日の週2回の投稿になります。

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