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114、ヘムチリンダ

ネスside


アーサガ達との会議から10日が過ぎた。

ラインもなんとか森の中心部まで繋ぐことができた。


この辺りでこの国の東西の3分の1位だろうか?

エリア化した分で考えれば1パーセントに届いたかどうか。

考えてみればまだそんなものか、まだまだ、全然だな。


さてと、配下のモンスターを放っておこう。

ちょうど夕暮れだ。

つれて来たのはスケルトンとビックビーだ。

いつものように睡眠薬入りの瓶を投下して眠ったところを捕獲して来てもらおう。

さて、ダンジョンマスター候補は捕まえることができるかな?



そろそろ、日が上るな。

ジョジョにモンスター達が帰還してくる。


捕らえて来たモンスターは、ゴブリン、ウルフ系、タイガー系、リス系、アント系、ヘラジカ等か、ピンと来るものはないな。

まだ、戻って来ていないものもいるが、やはりゴブリンを使うしかないか?


ン?最後のチームが戻って来たようだな。

上半身が人下半身が蛇のモンスター、ナーガか、サイズが小ぶりだからレッサー種かな?


こいつがいいな。

ゴブリンは殺しておくとして、他はビオトーブに運んでおこうか。

もう少し、モンスターを集めさせてもよいかも知れないな。

保有しているモンスターと違う系統のものも混ざっているようだしな。

せめて番で欲しいな。


多少肉食系が混ざっているがこのぐらいなら問題なかろう。


さて、ダンジョンを築くことにするか。

おっと、その前にモンスーン達を帰還させておかないと、スケルトン達は日に当たるとヤバイからな。


では、始めるか、ダンジョンコアをセットしよう。



よし、うまくいったようだな。

さっそく初期設定をしておこう。


まずは、地上部と地下一層をつくってと。

ここは、ナーガに任せて放置予定だから土を入れて農作業する必要もないので、洞窟型でよいかな?


ポイントはそうだな、30,000ほど残しておいてやるか。

後は、すべて地上部のエリア化に回そう。


それから、今後得たポイントの半分を地上拡張になるように設定しておこうか。

これは、情報封印しておくか。

気がつかない方がよいだろうしね。



だいたいこんなところかな?

あ、メインダンジョンの石板とダンジョンコアを同期させておかないとな。

音声と画像をみれるようにしておくか。

ついでにダンジョンデータの確認もな。


さてと、ナーガに気付け薬を嗅がしてから転移しますか。



sideout



???side


(目覚めよ!目覚めよ!)


なんだ?私に話しかけるのは?

ハ、ここは?突然眠気が襲って来たのだが、ここはどこだ?

円形の部屋のようだがどこにも出口がない。

中心に大きなオーブが台座にのっている以外何も無さそうだ。


(目覚めたか。)


どこからか声がする?


「誰だ?どこにいる?」


(ここは、ダンジョンの中だ、お前はダンジョンマスターに選ばれた。)


ダンジョンマスター?何故私なのだ?


(オーブの台座にある石板をとれ。そうすれば、ダンジョンの操作ができるようになる。)


「何故、私なのだ?」


(さあ、早く石板をとるのだ。)


ち、話す気はないのか。

仕方ないが石板をとるしかないか。

このままでは飢え死にするだけだしな。


石板と言うのはこれか?


(みずからの名を刻め。)


名を刻め?自分の名を自分でつけろと言うのか?

今までは仲間からは青混じりと呼ばれていたけどこれは名前じゃないよな。そうだ!ナーガ族に伝わる英雄の名前を貰おうか。


「私は名をヘムチリンダとする、………、グワァァァァァァァァ!!」


はあ、はあ、いきなり力が沸いて来て体が内側から変えられる感覚だった。


!!!


私は進化したのか?

今まで、レッサーナーガだったのに、ウォーターナーガに二段階進化したようだ。

何故?ダンジョンマスターになったからか?

もしくは名をつけたせいか?

それとも両方か?


(ヘムチリンダよ、目の前にあるダンジョンコアはお前と同期している。ダンジョンコアが破壊されたときお前は死ぬ。お前が死んでもダンジョンはなくなる。さあ、いきるためにダンジョンを大きくするのだ。)


「………。これからどうしよう?」



ヘムチリンダsideout

5月位までしばらくはおやすみします。

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