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105、再編成 1

ネスside


報告書だけでは詳細がわからないので、マリーのダンジョンに赴くことにした。

ゴブリンの勢力が思いの他の強いのと、ジェルドの戦死を受けて、戦力の増強と刷新をかねて、誰をつれていくべきか?


候補としては

ウイング、サスケ、グランド、イグヘッド、ロックの5人かな?

シールもこのまま常駐させてもよいかも知れない。


う~ん、誰も今一つだな。

ウイング、サスケ、グランドの訓練はまだまだ必要だしな。

部隊編制も終わっていない。

今出すと1個小隊(15体前後)だな。


イグヘッドは、戦力として十分だが、大型モンスターのため森林戦は不得意だな。


ロックは、アント系であるし、アント系ならばマリーが統括するなりネームドモンスターを産み出すなどすればよい。


わざわざ、出す必要もないか。


となれば、残るのは、修羅、シバ、ビインか。

後は、生産系だからはずしている。


さて、誰をつれていくべきか?

修羅は、さすがに連れ出すのは防衛上厳しいだろう。


居残りは修羅とロックは居残りにするかな。

後は、つれていこうか。


一時的にマリーに預けるのだから、マリーの意見も聞きたいからな。

多少モンスターを移籍にても構わないだろう。


後は、どう対応するかな?



ネスsideout





マリーside



「ネス様、お待たせして申し訳ございません。」


「いや、連絡もせずに来たこちらが悪いのだ、気にするな。」


「は、ありがとうございます。」


「報告を聞こうか?」


「わかりました、ご報告いたます。」


まずは、こちらの戦果と損害の報告からしましょうか。


「まずは、我が軍の損失ですが、私の配下、アント系32、アントマン系12、ビイン様の配下、ビックビー系14、ハニービーインセクティー系が4、シール配下のスケルトン4、それとジェルドとその配下のコボルド124を失いましてございます。これは私の指揮能力不足によるものです、いかようなご沙汰もお受けいたします。」


「コボルドの損失は、ジェルドがその身で償いをしたと考える、その他の損失については咎めるほどのことはない。したがって罰を与えるつもりもない。しかし、皆の者、今後、命を対価に罪を償う行為は禁止する、生きて償いをするように!!」


「「「「「御意!!」」」」」


厳しい方ですね、死んでも償いではない。

生きて汚名を返上しろと言うことですね。

この償いはゴブリンを殲滅することで晴らさせてもらいましょう。


「では次だ、こちらの与えた損害はいかほどか?」


「討伐した集落は6つ、ゴブリン約200体、ジェルドの戦果として50体、追撃部隊50体です。」


「残数は?」


「現状把握している数はおよそ500体ですが他に200以上いると思われます。」


「ゴブリンの上位種の存在は?」


「ゴブリンジェネラルを4体確認しております、内2体はジェルドが倒しておりますので残り2体、それとは別にゴブリンキングがいる可能性が大きいと思われます。」


「で、まだ、指揮をとる気はあるか?」


「はい、こちらからねがいでたいところです。」


「応援部隊を再編する、希望はあるか?」


「ネス様、私に残留許可をいただきたい。」


「シールか?マリーの命を聞けるのか?」


「盟友ジェルドを死なせたのは我が責であります、是非ともお許しをいただきたい!」


「マリー、よいか?」


「はい、彼にも復讐の機会を与えていただきたいです。」


「では、シール部隊は残留とする、しかしビインは帰還させるぞ。よいな!」


「御意!」


「後は、どうだ?」


「コボルドストーカー達とビックビーをいただきたいです。」


コボルドストーカー達から残留できるように頼まれているからね。

彼にも復讐の機会を与えてあげたい。


「新規召喚したものを用意すればよのか?」


「ビックビーは新規でかまいませんが、コボルドストーカー達は、今のままでお願いしたいです。」


「わかった。しかし、数が足らないだろうから、追加を用意しよう。シールの部隊も増員しておく。」


「ありがとうございます。」


「但し、最終局面までだ、その時は俺が直接指揮するからそのつもりでいてくれ。キング種ではシバか修羅、もしくはおれ自身が出ないと倒せない可能性があるからな。」



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