表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/237

11、戦闘訓練

D1の西に10の扉がある。

扉の奥には一辺25メートルの大部屋がある。

上から見ることができれば縦横10個合計100個の部屋があることがわかるだろう。

前後左右の部屋には扉によって行き来できる様になっている。

ここにSタイプモンスターを設置し対戦できるようにしている。

レベル上げとドロップアイテムの確保が目的だ。


最も現状では使用している部屋は3つしかないが。

設置しているモンスターは、ボックスシープ、ミニカウ、スケルトンの3つだ。

Sタイプは毎日0時に新たな召喚をするため放置しておくと増えて手に負えなくなる。

もう少し後で設置してもよかったかもしれない。

少し設置は早まったかな?


設置してしまった物は仕方ない。

そう、仕方ないのだ、初めての戦闘が恐い訳ではない。

ビビってなんかないぞ。

本当だぞ‼


誰に言い訳しているんだか?

覚悟を決めていざ、勝負!!


「いくぞ!マイヤー、ラニア、ウッドパペット達!!」


「ハイ」

「ワン」

(((((((コク)))))))


「相手はボックスシープ一体レベルは高いが数で押せば勝てる。マイヤーは接近型を率いて前衛を頼む。」


「ハイ、、ワカリマシタ。」


「ラニアは俺と共に後方から攻撃だ。土魔法を使ってくれ。」


「ワン、魔法で攻撃します。」


「ではゆくぞ!」


まずは先制攻撃だ。弓を持っているパペットと共に矢を放つ‼



ヒュン!ヒュン!ビョーン?



パペット達の矢はボックスシープにヒットした。

俺の矢?当然足元にあるぞ。

マイヤーやラニアがあきれたような視線を向けてくる。

先に少しは練習しておけばよかったな。

今はそんなことを気にしている場合ではなかったな。

ボックスシープが怒ってこちらに突進しようとしている。


「ストーンバレット!!」


ラニアの足元から石の礫が打ち出された。

見事にボックスシープの額に当たり怯ませる。

なるほど土魔法の攻撃はそうするのか、俺もやってみるか。


「ストーンバレット!!」


よし‼うまくいった❗

威力は弱いが運良く目に当たったようだ。

ラニアが野球のボール位だったのに俺のはゴルフボールサイズだったがな。


足が止まったボックスシープにマイヤーとパペット達が接近して攻撃を始めた。タコ殴りだな。

こうなると後衛は手が出せないので見ているしかない。


お、終わったようだな。

倒れたボックスシープが薄く発光して消えて行く。

ボックスシープがいたところには毛糸の玉と葉っぱで包まれたものが野子っていた。

これがドロップアイテムなのだろうか?

毛糸玉はまだわかるが葉っぱはどこから出てきたんだ?


葉っぱの中身は肉のようだな。

しかし、ボックスシープの肉はまずいらしいからなどうしたものだろうか?


取り敢えずストレージに入れておこうか。

最悪砕いて肥料にすればよいだろう。


ダンジョンポイントも入っているな。

たった2ポイントだが、通常収入としては初のポイントだな。

ボックスシープのSタイプ召喚費用が4,000だったから多いのか少ないのかは悩むところだが収入は収入だ。

ナビクシーはどこだ?

ちゃんといるな。


「ナビクシー、ダンジョンポイントは分割設定はできるのか。」


「ハイ、出来ます。上限いないであれば大丈夫です。」


「では、30,000と100と1,000と10,000と残りに枠を作れるか?」


「ハイ、大丈夫です。現在保有しているポイントはどう分けましょうか?石板で設定してください。」


新規の階層用の貯蓄用に30,000、地上部拡張用に100、マスターポイント交換用に1,000、モンスターポイント交換用に1,000、新規Sタイプ召喚用に10,000、その他雑費用に残り枠7,800に枠を作ろう。

自動変換も可能な様だな、地上部とマスターポイント、モンスターポイントは溜まり次第追加するように設定しておこう。


日間収入の振り分けも可能な様だな。

新規と雑費用が3割づつ、拡張、マスター、モンスター、Sタイプ用のが1割づつにしておこう。


設定はこんな感じだな、さて、MP回復したし、次にいくか。

次はミニカウだったな。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ