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6話 黄金樹の守護者

「おはよう」

「える起きるの遅い」

腕時計を見ると

今の時間は、午前9時

「ギャルに言われたくないし、まだ9時だぞ!」

「これだから、ニートは」

縛くか?

俺たちが、揉み合っていると

「とっとと、終わらせるぞ」

「今日のカイトは、やけにやる気出してるな?」

「ライブ配信」

ですよねー


そんな朝を過ごして

俺たちは、黄金樹の中に入った

「モンスターがなにもいませんよ」

「フラグ立てるな!」

すると、洞窟の奥から足跡の音がした

「フラグが立ったようだな」

そして、飛び出したのは

人に近い外見で、背は低く肌の色が緑の小鬼

「ゴブリンじゃん」

ゆきが、杖の先の部分で突き刺す

ギャフンと声をあげて倒れるゴブリン

ヒーラーに負ける、アンデッド以外のモンスターってなんなんだよ


しばらく歩いただろう

俺たちは、ゴブリン6匹目を倒していた…

「またなんか来るぞ!」

カイトが言って来る

そして出てきたのは

残酷な小柄で犬に似た頭部を持っており、人型で頭には角が生ている

大変メジャーなモンスター

「コボルトじゃん」

ゆきがまた、杖の先でぶっさす

そしてコボルトは、膝をつき倒れた

「なにこれ、雑魚モンしかいないの?」

「雑魚しかいないな」


雑魚を少し倒して、少し歩いた俺たちは…


「なんだこの扉、でっかい」

難なくボス部屋に着いた

俺たちは、たくさんのダンジョンを攻略したが

ボス部屋の扉がこんなに、デカいのは、見たことない

扉の大きさは、10メートルはあるだろう

「これ、ボスがめちゃ強いパターンのやつね」

「リサ!フラグ立てんな」

そして、リサが扉を開けようとする…

「重い、開かない」

カイトも開けようとするが、開かないようだ

カイトが盾を持って、後ろへ後退する

「大盾突進」

そして盾を持って突進する

バーン

これでも開かないようだ

「あっこれ、ボタンある」

リサが、石がちょっと膨らんで、ボタンになってるところを見つけた

「押してみて」

ゴゴゴゴゴッッ

土煙がまった、どうやら扉が開いたようだ

土煙が上がると…


黄色の光の線が見えた、そしてなくなる

はっきり見ると、リサの腹部分に穴が空いて、あたりが赤い血で溜まっていた

その奥にいるのが

体長三メートルは、あるだろう

ボロい服を着た、一つ目の巨人

手には、デカい杖を持っていた

「リサ!大丈夫?ゆきヒールを」

「神の治癒」

ゆきは、一番回復量の高いヒールを使ったようだ

しかし、リサには、穴が少し残っている

俺は、刀を抜いた

「ようこそ我がダンジョンへ、勇者たちよ!準備はできたか?

我は、この黄金樹を守る守護者だ!倒すとよい」

こいつ、喋るのか!

こいつは、今までのモンスターと桁違いの魔力を感じる


「戦闘覚悟!大盾突進」

カイトが、守護者に突進すると

守護者は杖を振り落とした

バーーン

土煙が上がった、するとカイトは倒れていた…

なにがあったか見えなかった、一撃嘘だろ!

「えるさん頑張ってください」

ゆきが応援してきたが

ッッどうやって倒すか?

「貴様は攻撃しないのか?じゃあ俺から行かせてもらう」

守護者は杖を地面に叩きつけると、無数の数えきれないほどの、光の玉が出現した

「無限の光ビー」

目には負えないほどの、光のビームが飛んできた

無理ゲー、俺は死を覚悟し、目を瞑った

「永遠の大盾」

そして、すごい轟音が鳴った

目を開けると、全てのビームをカイトが防いでいた

「すごっ」

バーーン

いきなり、カイトが視線から消える

下を見ると、体と腕が変な方向に曲がって、倒れていた

目の前には、いつのまにか守護者がいた

そして守護者は、杖を振り上げる

俺は咄嗟に、刀でガードしようとした

「魔術バインド!」

守護者は、地面から現れる触手によって拘束された

リサが拘束したようだ

「貫通刺し」

くそ!刺さらない硬い

「あれを使って!」

リサが言ってきた

俺は覚悟を決めた!一年間ずっと封印したスキル

「剣技借滅」

[月隠を借りることに成功しました]

「月隠ッッ!」

「デバフ解除」

居合の形を取り、手に魔力が入ったのを感じられた

そして、守護者に一閃する

その刀は、青く光って魔力にみなぎっていた

守護者は、咄嗟にガードするも吹き飛ばされた

「人間やるな」

吹き飛ばされた守護者は、立ち上がって俺に杖を向けた

「聖なるツブテ」

高速の光が飛んできた

避けられない、

そこに、ゆきが飛んできて、俺を突き飛ばした

「ゆきっ!バカ」

ゆきの側腹に、光のビームが一閃した

そして、血だらけになって、倒れる

「後は、お前一人だぞ!」

俺は、知らない間に守られて一人になっていた

俺のスローライフを!

「お前は、殺す守護者」

守護者は杖を地面に叩きつける

「無限の光ビー、これでも勝てるかな?」

俺は、両手で刀を持ち守護者のところへ走った

光のビームが飛んでくるのを無視して、走り続けた

目の前に光の玉が見えた

すると、ぐらっとして意識がなくなった…









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