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4話 黄金樹GO(2)

「ゆきってバカなの?」

リサがそんなことを言うが今回は、同感だ

「貯金してた金で、ダイナマイト買いました、我慢できませんでした」

顔は人間に近く目が青色で、胴体はライオンで毛が紅色だった

そうハンターギルド協会指定危険モンスター、マンコティアに追いかけられていた…

ゆきのダイナマイトで、びっくりしたのだろう

「追いつかれるよ!」

リサの言う通り、このまま逃げても体力の無駄だろう

俺は、決断した

「カイト、戦うぞ!リサは、魔法使うな!」

なんで、リサに魔法を使わせないかと言うと、リサには魔術バインドと言う強力なスキルがあるそのスキルは、

MP消費は非常にタフだが、10秒間90%の確率で敵を拘束する、そのスキルを黄金樹のボスに使い袋叩きにする。

「盾の結界」

マンコティアが尻尾の部分で攻撃してくる

尻尾攻撃とカイトの盾が、弾き合い火花をあげて、カイトが吹き飛ぶ

「切り上げ」

俺は隙ができた、マンコティアに斬りかかる

それも、尻尾でガードされた

俺は、マンコティアから距離をとった

こいつ尻尾に、槍みたいなのついてやがる

バーーン

ゆきが、またダイナマイトを投げたのだろう

マンコティアがボロボロになっていた

「今だー!!」

カイトが叫んだ 

「大盾突進」

カイトの盾の突進にマンコティアは、宙を舞った

「貫通刺し」

俺は、愛用の刀でマンコティアを突き刺した…


「やっと落ち着いたね」

そう言ってきたリサに、お疲れ様と言おうとしたら

グゥァァー!!

「おいおい、嘘だろ」

カイトが、声を上げる

俺も気づいたかもしれない、この地響き…

体長30メートルを超える4足動物、硬そうな鱗に覆われて、頭部は牛のような形をして、鋭い爪と牙

こいつは、昔激戦の上ようやく勝てた敵

「ハンター協会指定危険モンスターヘビーモスのお出ましだ!」

「やあだ!こんなのと戦いたくない」

リサが喚くが、ヘビーモス相手に逃げられる方法がない

「戦闘覚悟!永遠大盾」

カイトの最強ガードスキル、それは周りに魔術の壁を張った

そこに、ヘビーモスが突進してくる

ツノ部分が結界に触れた、そしてビキッて大きな音が鳴り

ヘビーモスのツノが結界に刺さった

前は、結界が砕かれたが今回は、レベルも上がっているため耐えているようだ

「エクスプロージョン」

バーーン

リサの打った魔法は、ゆきのダイナマイトほどの火力を誇り、それがヘビーモスに炸裂した

やがて土煙が無くなると

ヘビーモスはなにもなかったように、行動を開始する

「効いてませんね」

それプラスリサの魔法で、カイトの結界が破壊されてヘビーモスが動けるようになっていた

「さっき私のことバカって言ったけど、リサの方がバカなんじゃないの?」

「うるさい」


「大盾突進」

カイトは一人でヘビーモスに突進した

そして、ヘビーモスのツノで吹っ飛ばされた…

バカなん?


「ダイナマイトオタクに言われたくないわ」

「エクスプロージョンもあまり変わらないと、思いますよ」

「いつまで、喧嘩してんだぁぁ!」

切れた俺にゆきが、びくりと体を震わせる

「える見てなさい、私がサクッとヘビーモスちゃんを、バンするから」

待て!っと言う前にリサが詠唱を始めた…

ヘビーモスがこっちに、向かって来る

「ヤバくないですか?」

「リサを生贄に、逃げよう!」

俺は、身の危険を感じ逃げようとする

「エクスプロージョンッッ!」

あたりに土煙が舞い、轟音が響く

そして、リサが跪く

きっとリサがMP切れを起こしたのだろう

詰みくね…


土煙が無くなると

そこには、見事にヘビーモスが倒れていた

どうやって体勢崩したのか知らんけど、チャンスだ!

俺は、刀を両手で持ちヘビーモスのところえ、走った

そして、ジャンプしてヘビーモスの首部分を突き刺した

「回転斬り、回転斬り、回転斬り、回転斬り!」

大分傷が深くなってきた

「ゆきダイナマイト!」

俺の声かけにゆきが、ダイナマイトを投げて来る

それをキャッチして、ポケットからライターを出して、それに火をつける

そしてダイナマイトを、傷つけたところに入れ

走って、岩場に隠れた

バーーン

[レベルアップ170]


なんかいろいろあったなー

「ヒール」

「大丈夫そう?」

カイトが、起きないのでゆきにヒールをかけさせてた

「多分、吹っ飛ばされた時、頭打ってますね」

カイトをおんぶって、黄金樹に向かうことにした

「てゆうか、リサどうやって、ヘビーモスの体勢崩したの?」

「目ん玉狙って、ばーーん」


しばらく歩いただろう


「あれが、宿じゃね」

木造のでっかい建物、昔は、人気の宿だったらしい

だけど、モンスターが来てから誰も来なくなったらしい

「カイトが起きないから、今日はここで泊まろうぜ」

「そうだね」

風呂と飯を食って、寝ることにした










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