2話 パーティーメンバー
黄金樹...
それは、1年前謎のブラックホールにより大量のモンスターが発生した、その時にそのモンスターと一緒に落ちてきた。
黄金にひかる種子、その種子が、魔力の源と言われる、それが成長して黄金樹になった、そこには、ダンジョンがありそこの最下層にある根を破壊したら、黄金樹が消滅して、魔力がなくなりモンスターが湧くことがなくなるらしい...
「ガッッッチだっっぁーる」
「一話いい感じに終わらせようとしたえるに、言われたくないわ〜『このえるが黄金樹を絶対攻略します』格好つけ草」
このムカつく、くそギャルが俺のパーティーの一人、魔術師のリサだ、火力高いからパーティーに入れてる。
「しかし黄金樹行くのだーーる、誰か代わり行ってきてー、ググったら5時間だって〜だっるー」
「リサお前、『黄金樹攻略最高、国から指定されてるダンジョン報酬高っか』とか言って喜んでたじゃねーか!」
「えるもネット記事見たっしょ、黄金樹攻略で半年以上誰も行ってないけど、1000人中全員成仏してるんだよ怖い怖い...」
俺だって怖いよ。
「俺だって行きたくねーわ!日本のトップが建物の修繕費とかモンスターのせいで、税金取集できないから、行けってゆうからしょうがねーじゃねーか!」
このめちゃゴツいやつが、俺のところの頼れるパーティーメンバーのクルセイダーのカイトだ、
「すいません、私のせいで...」
この小柄の陰キャが、うちのパーティーのヒーラーのゆきだ、政府連中がゆきに問い詰めて無理やり黄金樹攻略するように命じたらしい、それに対抗できない陰キャさんは、受け入れたらしい、政府はどこまでクソ化したんだ!
「私がもうちょい粘れば、ごめんなさい...」
ちょっと涙目のゆき。
「大丈夫うちらは、悪くないわ、政府連中がわいるいの、だからゆきは、安心して、いつも通り、パッパと終わらせればいいわ」
リサの励ましによってちょっと顔色の良くなったゆきは、いつも通り、ギルドの討伐依頼用紙を取ってきた...
[ワイバーンの群れ討伐 報酬121万円 S級に限る]
「ゆき今日はこんなのしかないのか」
国では最高ランクの討伐で国内の0.01%の人しか受けられないが、俺たちは、世界トップのパーティーなので、簡単なんだよなーー...
「これが一番経験値になると思います...」
「最近ガチでモンスター雑魚すぎて、レベル上がらないよなー、昔は、異世界無双したいって思ってたけど、今になって、無双おもんねーって思う」
「いっそのことめちゃ強いボス出てこないかなー」
「リサの言うことは、フラグ立つからやめろ!」
鳥取砂丘...
ワイバーンざっと100匹ぐらいか?
「きぇーきぇぇ」
ワイバーンに見つかったようだ、ワイバーンの口元から炎の玉が出てきて上から大量に降って来る。
「【盾の結界】」
カイトの盾から出て来る薄い盾の結界、そしてその結界は、全ての火の玉を防いだ。
「【ファイアボルト量産型】」
そしてリサの大量の矢の形をした火の塊がワイバーンに、直撃した...
瞬殺...
「報酬 121万円です!」
ギルドから俺たちは報酬を貰っていた。
「この金どおする」
リサが言う。
正直金に困ってないんだよな...
「みんなでじゃんけんしよう」
じゃんけんしたいだけだろ!毎回毎回ギルドの前で大金持ってじゃんけんするのが恥ずかしい、
カイトが目線を合わせてきた、カイトも同感なのだろう。
「行くよーじゃんけんぽい」
今回は俺が勝ったので俺が報酬を貰うことにした。
「じゃあまた明日!黄金樹攻略あるからみんな寝坊しないでねーー」
「一番寝坊するリサに言われたくないわ!」
俺は、明日の黄金樹攻略に備え、今日のワイバーンの報酬でアイテムを買い揃えて、装備を鍛冶屋で新調して、いつもはゲーセンに行って音ゲーやって帰るが、早めに家に帰って寝ることにした、今ソファーに座ってゲームしてるんだが。
なんか明日はやな予感がする...
こうして大金持ちになってデカい家を買っても、一人だと寂しい、ふと1年前のことが頭に入って来る...
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