12話 剣技借滅 輪廻の鈍滅
「シャリターさん、これはやりすぎかと」
辺りの建物は、すべて倒壊して瓦礫だらけの中、目の前には、足を失い血だらけのみやりがいた
「ちょっとね、やりすぎちゃったかな?」
「やりすぎの問題じゃない、逃げた方が」
「大丈夫でしょ!」
そしてシャリターは、みやりに触れる
「クウランバフ、スペシャルヒール」
するとみやりの体は、電気が流れたように黄色く光った後、緑色に光る
クウランバフ?なんだろう
「シャリターは、なにしたの?」
「電流をしばらく流し続けるデバフと回復魔法だよ、見ててみ」
すると、みやりの傷口は、閉ざされていき足も復元していく
なんで、こんなに回復魔法で治るんだ?ゆきも結構国内トップを争うヒーラーだったけど、ナイフで刺されたり骨のヒビを治すことは、できたけど…シャリターは、体の形が残ってないのと等しいものを治した
「すごい!」
思わず、怪我の治り具合に驚いてしまった、血がついてる以外はなにも変わらない綺麗な状態に戻っていた
「ヒーリング」
緑色にまた光り、鎧などや煤などの汚れが消えていく
「なんで、ここまでできるの?」
「月の信仰者を舐めない方がいいよ、戦闘はエリートだから」
「シャリターより強いのがたくさんいるの?」
こんなやつがゴロゴロいたらたまらない
「私は弱い方だよ、だから最先端の武器で戦ってるの」
「嘘だろ、ヒーラーは普通戦わないものじゃないの」
「めっちゃヒーラーで強いのが、私と同じ2番隊でいるよ、とっと家に戻ろう、お楽しみがあるよ」
そう言って、シャリターはみやりを掴んで担ぐ
シャリターの家の隠された地下室
「本当にここまで、する必要ある?」
意識の飛んでるみやりを大の字に手足拘束するシャリター
「拷問大事よ、今までの苦労を忘れられる」
シャリターはきっと、Sの人だな
そして、いろいろとよくない物よくない物を持ってきたシャリター
なんでこの部屋、あの器具がたくさんあるんだよ、なんか解剖した後あるし
「えるも楽しみましょう、今日は宴よ」
「えっあ、流石に可哀想かと」
「大丈夫だよ、ちゃんとヒールで直すから」
この人やばい、いつか俺も殺されそう
「ラウズヒール」
するとみやりが、目を開けてキョロキョロする
「ヤダヤダヤダ!ごめんなさいごめんなさい、これだけは、どうか、あああぁぁぁーー」
うるさい
するとシャリターは、よくない物ボックスから刀を取り出す
「やめてください、なんでもします」
「そう私の遊び相手にもらうわ」
そして刀を振り落とすシャリター
周りに血が飛ぶ、やばい
「ぎゃーーぁ」
「ヒール」
そしてまた刀を振り落とす
「あーっーーー」
血液が大量に散る、そしてシャリターとみやりに降り注ぐ
「流石にやめた方が」
「大丈夫ヒールで直すから、えるもやりなよ」
その後も、止めたかったが手が痙攣してとらめられなく
ででくるわ出てくるわ、ハンマー、ギロチン、様々な拷問器具、振動するやつ
やばいだろ!
ハンマーで思いっきり殴りつけるシャリター
「忘れたの、あぁぁッッーー話すからやめてぇぇー」
「教えてくれ、地球の帰り方」
そしてシャリターが殴りつける
「ああぁぁーーぇ」
「ヒール」
さっきからこの輪廻転生システムだ、シャリターが殴り続けるせいで話にならん
なんか見てる方も慣れてきた、イラついてきた
「やめてぇぇァーごめなさい」
「ヒール」
ガチでだるい
「いい加減にしろ!てめーらのSMごっこ見てるのも飽きるんだよ!ぶっ殺してやる」
「あぁぁっっーーやめてーー」
「Mみやりがうっせんだよ!」
ガチでこいつら話ならない、死ね!やってられない
「えるやるの?私に勝てると勘違いしてるの!すぐみやりと同じふうにしてあげる」
こいつら、やってられねー殺す殺す!
俺は、シャリターのよくないボックスから刀をとった
「剣技借滅 輪廻の鈍滅」
剣技借滅…1回使ったら無くなると思っていたスキル、謎に使えるスキル名が変わって、使えるようになっていた
強いのか知らないけど、ストレス発散には、使えるだろう
重力はスローモーションになり俺は、刺す
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