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詩歌集



私はもう、ずっと。


ずっと、探している。


私の魂の片割れを、探している。


私の魂はみんなと違って、何故か半月のようになってる。


みんなの魂は丸いのに。


私の魂は何故か欠けた月のように、半分しかない。


私の魂はみんなとはちょっと形が違うのかもしれない。


そう思ったのと同時に。


別の誰かが、私の片っ方を持っている。


なんて、強く思った。


確証なんて無いのに。


私の魂の片っ方が…


私の片割れが何処かにいるって、感じていた。


そう思いながら…


生きて、生きて、生きて、生きて、生きて…


生きてきて…


でも、その片割れは一向に現れなくて。


だから…私の魂はただの変わった形なんだなって諦めて…


そんな、時。


どくん。


私の魂が跳ねた。


同じような片っ方の魂を持った人が、現れた。


外見などは全く違う…けど。


半月型の魂の持ち主。


どくん。


魂が跳ねる。


その人の魂と、共鳴する。


─ああ、この人が私の魂の片割れなんだ。


私は嬉し涙を溢しながら。


魂の片割れに…その人に抱きついた。


瞬間、私とその人の魂がひとつのまんまるい魂に形付いた…







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― 新着の感想 ―
[良い点] もしかしたら 僕は君の描いてた世界から 創造されて 飛び出て来たのかもしれない 幾創世期のかなた 宇宙が二次元から飛び出る彼方 生まれた三次元に光る星粒たちが 僕らを構成する光の物質へと導…
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