よ、よし!!
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「ウノグチ様。
大丈夫ですか?」
「はい。
なんとか…」
ふぅ。
一気にペース上げすぎたのが原因か。
今度はゆっくりゆっくり加速して…
もうちょいいけるか?
もうちょい…もうちょい…
…ちょっと気持ち悪くなってきたな。
減速して…
よし!!
これぐらいだな!!
どうにか出来た〜
でも、最初から躓くとは…
「ウノ!!
大丈夫!?」
「カゲちゃん…
やっぱり俺、才能無いのかな…」
………。
「………まだ分からないよ!!」
「間が長いな!!
クソッ!!
とことんやってる!!」
「どうやら皆さん出来たようですね。
では、ここからは個人練習です。
ステータス画面を開いて下さい。
画面の右下に手紙のようなものが表示されているはずです。」
なるほど。
前、女神様にギフト貰った時みたいな感じか。
「「「「「ステータスオープン」」」」」
今頃気づいたけど、魔力動いてる感覚は無いし、これもスキルなんだろうか。
まぁいいや。
ほうほう。
右下のコイツだな。
タップしてと…
おお〜
何かの…リスト?が出てきた。
紫電?
怒槌?
他にも色々あるな。
あぁ!!なるほど!!
…やっぱり分からん。
魔法の名前か?
「皆様の画面に映っているのは、これから練習して頂く魔法の技名でございます。
使いこなせれば、充分な威力を発揮出来ますので、まずはそれらの魔法を習得して下さい。
殆どは攻撃魔法ですので、距離を取って森の方へ発動して下さい。
では、始めましょう。
分からない所があれば私がサポートいたします。
頑張って下さい。」
なるほど〜
遂に魔法をバンバン打っていい時が来たわけだ。
………
いやっほぅ!!
ここで全てを挽回してやる!!
「業火」
おお〜
穂村もやってるな。
森に打つと燃えるし、上を向いて打ってるけど。
ずっと上を向くなんて…
首痛そうだな。
「水刃」
うわぁ…
冷泉の魔法強っ…
木が抉れてるんだけど。
俺もやるか!!
じゃあまずは…
ド派手に怒槌?でいこう!!
魔力感知を使いながらだと、色々と調整できるんだよな。
やってみるか。
「魔力感知」
よし、ここから少しづつ魔力を加速して…
これぐらいだ。
よし、いきます!!
「怒槌」
おおお!!
魔力が元々加速されてるから気持ち悪くならない!!
…お?
体に幾つか魔力が消える所がある…
ここから魔力が取られてるのか?
ここに沢山送り込めば威力上がる…のだろうか。
やってみよう!!
ちょっとフラフラしてきたな…
貧血みたいな感じ?
なんで魔法発動しないの?
魔力がどんどん消えていってるし。
魔力の供給を止めればいいのか。
ふぅ。
止めれたな。
ということはそろそろ魔法が発動し…
次の瞬間。
鼓膜がはち切れそうな轟音と、目を開けられないほどの光が周りを支配した。
「ちょっ!?
え?
おいおい嘘だろ…」
息切れしながら前を見る。
あれ?息切れ?
やっぱり体力使うんだな。
目の前に広がっていたのは焼けた荒原。
森の中に焼けた荒原って…
誰かここで焼畑農業やってた…訳無いよな。
「ヤバいかなこれ…
なぁ、みんな…」
振り向いて見るとみんな固まっていた。
そりゃ固まるよな。
エカトさんも固まってるし。
普段感情を表に出さない五十嵐が目を大きく開いてる。
…何を冷静に分析してるんだ俺は。
とりあえずこの荒原どうにかしな…
周りに火が移り始めてる!?
まずい!!
山火事?森火事か?
分からないが火事が起きる!!
「滝打!!」
水が名前の通り、滝のように降ってきた。
冷泉!!
ナイスすぎる!!
水の勢い強すぎて、木がバキバキになってるけどさ…
俺がした事に比べたら些細な事だな。
「冷泉ナイス!!
マジで助かった!!」
「ナイスじゃないわよ!!
これって…え?
本当にウノがやったの!?」
「そうっぽいけど…
凄くね?」
いや、ホントに。
これまで何も出来なかったからな。
良かった〜
「いや…凄いけど!!
はぁ。
もういいわ。」
また呆れられた!?
なんでいつも…
「ウノ…あははは!!
やりすぎだって!!
ははは!!」
カゲちゃん…
笑っていいのかこれ…
「宇野口様!?
これは…一体?
何をしたのですか!?」
カトさんも困惑してるな。
ドッキリ大成功!!…って言ったら怒られそう。
やめとこ。
「魔力感知で色々しました。
魔力が消えるところ?に圧力をかけたら…」
「魔力門をもう感知したのですか!?
なんという…
宇野口様!!
危険ですので、それは本当に状況を考えてして下さい。
宇野口様は弱い魔法で細かな魔力のコントロールから練習を始めましょう。」
な!!
もうド派手な魔法打っちゃダメなの!?
えぇ…
「不服そうな顔をしてもダメですよ。
魔力をコントロール出来てからです。」
「はーい…」
せっかく活躍できる分野見つけたかと思ったのにな。
よし!!
早くコントロールできるように頑張ろ!!
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穂村視点
…これは不味い状況だな。
宇野口にまさか魔法の才能があるとは…
「…でさ!!
魔法が消えてる場所があって!!
そこに力を加えてあげると…」
あの後は宇野口だけ弱い魔法を練習し、昼休憩となった。
全員で昼飯を食べてる訳だが…
「バーン!!って!!
凄くね!!
自分でも驚いた!!」
チッ
一つ上手くいったくらいでコレか。
はぁ…
「宇野口!!
食事中だ!!
もう少し声を落とせ!!」
「はいはい。
で次に見えたのが!!」
ほぼ無視か。
調子に乗りやがって。
午後は体術の訓練。
自分へのバフがある俺からしたら余裕だな。
ここで一つ宇野口の鼻をへし折ってやる…
俺がみんなをこの世界で生き残らせるんだ。
宇野口君に主人公らしさが追加されました。
個人的に穂村君書くのが楽しいです。