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猫の尻尾と女の名前  作者: あつろ
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幾つかの尻尾

(さて、現状苦しくも死にそうもないなら一先ず生き延びたってことかな)


 解呪に当たって案外真面目に死を覚悟していたが、今すぐどうこうなる気配はない。それならこの後のことは、いっそ棚上げしたほうが精神衛生上よろしいだろう。


(色々考えたって前例もなく調べようがないなら、次の人生はないとして今を生きるしかないしね)


 自分の寿命を知りようがないなら、いつどこで死ぬか分からないのはみんな一緒だ。どんな形で死が訪れようと後悔がないように生きる、そのためには残った問題も早めに片づけたほうがいいだろうと気を取り直す。


 そこにようやく衝撃を遣り過ごしたような近重が、奏様と震えるような声をかけてきた。


「……今、呪符もなく術を使われました、か……?」


 掠れたような声での問いかけは、祓魔士ならば覚えて当然の疑問だろう。普通は呪術師にしろ呪い士にしろ、呪符を媒介にしてしか術を使わないのだから。ただここで留意すべきは、使えないのではなく使わないだけだということ。


「呪符を使える人間なら、なくても大体は使えるんだけどね」

「っ、そうなのですか!?」

「実際には威力が桁違いだから、誰も使わないんだけど」

「だよね。不老不死の方法と同じく、便利なものなら主流になるはずだし」


 納得したように頷いた理人あやひととは違い、近重は不安そうに眉を顰める。


「ですが今ほどの術は、かなりの威力だったのでは……」


 何かを引き換えにされたのではと思い詰めたように重ねる近重に、理人もはっとしたように厳しい目を向けてくる。けれど、そんなわけないだろと肩を竦めて答えたのはクザキだ。


「何かを代償にする術は魔術だ、カヤは魔術を使えない」

「祖母様が、カヤは魔術と相性が悪いって言ってたけど。他の術を修めてるなら当たり前だね」

「え、なに、姉の知らないところでそんな会話がなされてたの?」

「「うん」」


 家族会議でとさらりと続けられた言葉に、信じられない除け者にされてたと衝撃に軽くよろめく。


「大丈夫だよ、カヤが死んでた間しかしてないから」

「そうそう。死んだ時に、魔術を教えておけばって祖母様が嘆いてただけだし」

「……大分複雑だけど、まぁ、仲間外れじゃなかったならいい、か……?」


 腑には落ちないけどと複雑な気分を噛み締めていると、近重がどう反応していいか分からない顔でこちらを見ているのに気づく。代償なしで行うにはあまりに威力が強かったため、どこまで信じていいのかと不安を覚えているからだろう。


(答えは既に言ってるんだけどねぇ)


 呪術において、肝要なのは真名だ。名前を多く持つ彼女にとって真名と呼べるのは、母がつけて呼んでくれたそれだ。そしてその名は風を多く含む、だからこそあの威力になった。


(楓だけでも十分なのに、姓に至っては級長津しなつだからね)


 秀真まほろに古くから伝わる神話で、風を司る神の名前。多くある内の一つで一部だが、普通は不敬を恐れてつけない程度には通じる。呪い士の技と共に母の家で密やかに受け継がれてきた姓は、家族以外に知られず決して名乗らずとももう魂に刻まれている。

 近重やここにいる面々には知られたところで支障はないと思うが、自分で真名として認識した以上は避けたほうがいいところだろう。


「最後の呪い士に教わった、門外不出の技もある。ってことで納得してくれる?」


 あからさまに誤魔化した言い訳だが、近重は何故かぱっと顔を輝かせた。


「奏様のお身体に障ることではないのですね。承知致しました」


 野暮を申し上げましたと引き下がってくれる近重に、できた侍女すぎると噛み締めているとさわりと風が頬を撫でた。促されるように振り返ると、一枚、二枚、葉を落とした大木に目を細める。


 奏から奪われた時間は、そのほとんどがこの古木に流れ込んでいた。愛すべきを永らえさせるのが目的だったなら、その対象が植物なのはともかくまだ理解できなくはない。そのために妻子を犠牲にする精神は許容できないし認める気もないが、愛故の狂気であれば有り得るのだろう──自分がやるかどうかは別として。


 だがその狂気を他人が納得するほど正当化したいなら、真っ先に自分を捧げているべきだ。死に瀕した愛すべきを救うべく自分の命を使い、まだ足りないと手が届く範囲を手当たり次第に巻き込んでも唯一に生きろと願う、それくらい身体を張っていたならまだ許しを乞う価値くらいは認めたかもしれない。


 けれどあの男は、自分が同化するなど頭から発想になかったはずだ。何しろ古木に注ぎ込む時間を、あろうことか自分もちゃっかり使って生き永らえていたのだから。


(古木が尽きるのを見届けたかったなら、自ら同化するのが筋じゃないの?)


 共に生きたいのなら、それが唯一にして最良の手段だった。自分の命だけなら趣味だか愛だかに捧げたところで、誰も止めない。お好きにどうぞ、だ。黙して語れない古木がどう考えるかは知らないが、同化した後なら内なると語り合って好きに結末を決めてくれればよかった。


 しかし悲しいかな、実際に同化したのは古木には何の思い入れもないだろう母だ。その上、男から奪い返した時間は流れを正すと奏に戻るではなく古木に全部流れ込んだ。呪いの仕組みから考えてそうなるだろうと見当をつけながらも、実行してしまった。無闇に母の時間を延ばす結果になったとしても、あの男が傍らでずっと添うなど許し難かった。


「我儘でごめん……」


 古木に触れて堪え切れなかった謝罪を溢すと、後ろで何やら気配が騒がしい。感傷にくらい浸らせろと肩越しに振り返ると、理人がクザキを、近重がウズハを無理やり黙らせているのが目に入る。相も変わらず空気を読まない発言をしようとした双子を、秀真の二人が決死の覚悟で止めてくれているらしい。


 ここは見なかった振りをするところですかと眉を寄せると、協力的な二人が無言のまま何度も頷く。この時点で神妙な空気は台無しではないですかねと心中に突っ込んだが、心遣いは有り難く受け取るべきかと表情を取り繕って一つ頷き、古木に向き直る。


『何なんだ、お前。殺されたいの?』

『いいからお黙りなさい。奏様のお邪魔をすることは認めませんっ』

『邪魔してるのはお前らだろ』

『近重、黙らせる札は持ってないのか』

『残念ながら……っ』


 小声を務めても殺気さえ帯びた応酬は、明らかに背中を叩く。古木に手を突いたまま知らず口の端を緩めた奏は、母の面影を探すように木肌をなぞってありがとうと声なく呟いた。


(母様が私を生かしてくれたから、こんなに呑気に幸せに生きてるよ、今)


 これだけ長く生きてきたのに、今日この日まで母が向けてくれた愛情のほとんどを取りこぼしていた。感謝することもなく、母がこんな目に遭っていることさえ知らずのうのうと過ごしていた。

 ろくに思い出しもせず、会いにも来ない薄情を恨み、身代わりになるほどの愛が憎悪に変わっていたとしても不思議がない。ましてや苦痛を引き延ばすような真似までしたのだ、許されるはずがないと身に染みて何が贖いになるのかと思い詰めそうになっていたけれど。


 どれだけ呪術に通じたところで、物言わぬ植物と会話も出来なければそこに宿る意思を感じ取ることもできない。ならば嫌われていようと憎まれていようと、知ったことかと開き直れ。

 古木を愛するような性癖は幸いにして受け継がなかったが、母と思えば慕わしい。自分の不義理は反省する、けれど語られぬ想いを推し量ってじくじくと後悔するだけなんてかつての母は望まなかった。


 もはや薄らとしか思い出せないが、遠いあの日々に向けられた愛情を覚えているならそれだけを信じて胸を張る。


「とりあえず、私を振り回した馬鹿はぶっ飛ばしてすっきりした。こんな形だけど、母様にまた会えてよかった。この先どうなるかはよく分からないけど、一応元気に好きに生きていく予定だから。……母様も、気儘に眠って」


 木と同化してしまっている以上、好きにできることなど他にないだろう。叶うならばもう何にも煩わされず、終わりが来る日まで穏やかに眠ってほしい。自分の願いだけを押しつけるなら、それがすべてだ。


 開き直った自分の身勝手さに、苦い笑みしか浮かばない。木に手を添えたまま知らず俯いていると、ひゅると風が頬を撫でた。窺うように顔を上げると、また同じように頬を風が撫でた。


 もう遠い遠い記憶の中、落ち込みがちな彼女を慰めた母の手のように……?


(母様……?)


 まさかねと思いつつ呟いて僅かの名残を探すように古木を眺めると、今度はふわりと髪を撫でる風が吹く。


 風を冠するのは、母も同じだ。呪符を使えずとも、息をすることさえ今は難しいのだとしても、微かな風だけ操れるのだとしたら。慰めに吹く風に、母の想いを探そうとするのもまた身勝手な話だろうか。


 それでもどこか期待してそっと手を伸ばしかけた時、


「カヤ──奏。終わったなら帰ろうよ」

「奏様、申し訳ありませんっ。実力不足でした……っ」


 頂いた呪符がまだあったなら声ごと息の根も止めてやったのにと物騒を悔いる近重を気にした様子もなく、あっさりと引き剥がしたウズハが相変わらず空気も読まずに急かしてくる。ウズハが解放されたなら引き止める意味もないと理人が引いたため、クザキまでが嬉々として声をかけてくる。


「早く死んでないって知らせないと、そろそろ家族総出で秀真に突撃してくると思うけど」

「……というか、姉はそもそも君らにもついてくるなと言いつけたはずなんだけど。何なの、聞く耳ないの? それとも姉の話は、聞く価値がないとでも?」


 思わず本気で不快を覚えて眉を寄せると、双子は揃って真顔になり高速で首を横に振る。幼い頃を彷彿とさせる姿だが、自分たちの年齢と見た目を把握しろと言いたい。幼い少年がやるならシンクロ率も加味して可愛らしいと微笑ましくなっても、今やただ馬鹿にされている気しかしない。


 目を据わらせて無言の抗議はするが、宥めるような風が後ろからそっと頭を撫でた。よくよく時期を読んだ風に、色々と考え込むほうが馬鹿馬鹿しくなってくる。


「奏様、申し訳ありません。この二人は今すぐ静寂しじま殿が排除致しますので」

「別にいいけど、俺なんだ」

「当たり前ではありませんか、私にできるならとっくにあなたも排除してます」

「ほんとにこの侍女は、いつか痛い目を見るといい……」


 ぶつぶつと文句を言いながらも結界の境界まで双子を運んだ理人は、境界を示すためそこに立っていた近重の肩をとんと突いて結界から押し出した。どうやら最初に結界を通り抜けられたのは奏が一緒だったからのようで、双子も近重も戻ってこない。これでよしと満足そうに戻ってくる理人に、呆れた目を向ける。


「ここを出たら、三人とも躊躇なく殺しにかかりますよ」

「それをあしらうくらいはできるから大丈夫。それより、邪魔が入らない内にしたいことがあるんじゃないかな」


 常人であれば耐え難いであろう殺意をさらりと流し、理人は変わらず聳える古木を振り仰いで目を細めた。


「母御だったと思えば奏嬢に切ったり燃やしたりは無理だろうし、俺が代わろうか」

「例え言葉を紡げずとも、母様に変わりはないので。やれば私に対する宣戦布告と受け取ります」

「生涯手出しは致しません」


 降参の証のように胸に手を当ててすかさず誓った理人は、けれど何か問いたげに窺ってくる。意識もないならもはや母はおろか人であろうかの疑問を帯びているのは分かるが、いいんですよと笑うように答えて吹く風を期待したようにそっと手を出した。


「自らを助けるために都合のいい解釈をするのは、私の勝手でしょう。他人を介すと付け込む隙になっても、自分で好きに曲解するのは自由です」


 そうだよねと心中に問えば、そうと風が髪を撫でる。知らず口許を緩めてそっと風を握り込むと、何故か納得したように頷いている理人を他所に古木に向き直った。


 一つ大きく息を吸い込み、ゆっくりと長く吐き出す。もう一度息を吸い込みながら姿勢を正し、息を止めるとぱんと大きく柏手を打った。


「風は遍く自由たるべし、吹き溜まり淀むまま朽ちるに非ず。囲む悪意をここに解き、駆け巡りたれ神の息吹。長の呪縛を解き放ち、あるべきすべてを正しき元へと導かん」


 結界を張った張本人がもはやいない今、力ある言葉だけで解呪できる。長く押し留められていた風は我が意を得たりとばかりに激しく吹き荒れ、古木を中心に展開していた結界を突き破ってあるべき務めへと戻っていく。


 結界の消滅を教えるようにちりちりと鈴を鳴らしたような音が降り注ぎ、境界の向こうで必死にこちらに戻るべく努力していた三人がいきなりなくなった抵抗に体勢を崩しているのを視界の端に見つけるが。知らん顔をした理人が空を仰いでいるのに倣い、奏も目を細めて古木を眺める。


「これでこの古木は帝も知るところになるだろうけど、大丈夫かな」

「天領では、殊の外奇蹟が望まれます。祓魔の禁足地がいきなり開けて雄大に聳える古木が現れたら、崇めこそすれ排除の対象にはなり得ません」


 だよねと振り返らないまま近重に水を向けると、無論にございますと即座に肯定される。


「万が一にも愚かを働かれることがあれば、天領の祓魔をすべて敵に回すものと今からでも性根に叩き込んで参ります」

「……誰に叩き込む気なのか、聞いてもいいかな」

「まあ。静寂殿。お聞きになりたいのですか」


 お望みとあらばとにこやかに笑う近重に、帝に脅しかけるってこと? 俺も行こうかなと双子が濁すことなく乗っかって台無しにしている。理人が頬引き攣らせる以上に聞き逃せず、奏は声を低めた。


「三人とも、行動に移したら怒るよ。帝は神聖。帝は絶対。この先深く関わる予定もないんだから、魂に刻んで遠巻きにしてなさい」


 本気の殺意を乗せて警告すると、三人ともしゅんと項垂れる。これで祓魔やウェインスフォードの暴走も食い止められるだろう。


 そもそも本気でやろうとするなら、古木に手出しでき難い術は自分でかけられる。ただそれではあの男と同じに落ちる、だからしない。囲うではなく人目に晒し、永らえるのも朽ちるのも自然に任せる──自分の行く末と同じように。


「でも、ちょっと圧をかける程度の手助けは許して」


 それ以上は致しませんとおどけて胸に手を当てると、苦笑したみたいに小さく木の葉が揺れる。ひらり、と一枚落ちてきた葉の掌に受け止め、奏も小さく苦笑する。


 声にされたわけでもないのに、呼ばれた心地だ。懐かしさは胸に広がるけれど。


「「奏」」

「奏様」

「奏嬢」


 確かに声にして呼ばれる、今の名前が今の自分を象る。楓と呼ばれていたのは、昔の自分。ここにはない過去だと思い知る。


(猫の尻尾と同じ、多くある内の一つ)


 大事に隠し持つけれど、今ゆらりと揺らすのはそれではない。この命が尽きる時、多分全部を持ったまま今度こそ消える──そのために抱える、一つ。


(預けるよ。わたしになった、母様に)


 どちらが早く朽ちるか分からないけれど、佇む古木の姿を忘れない。古木は楓であることから逃れられない。ならきっと、互いの行く末も分からなかった今までより少しはましな終わりを迎えられるはずだ。


「じゃあ、これで」


 また会いたくなるかもしれない、そう思っても訪れる保証はないから。これを最後にしても悔いはないだけ眺めた後、ゆっくりと頭を下げた。そのまましばらく動かなかった後、勢いよく頭を上げながら振り返る。


「よし、じゃあ行こうか」

「はい。まずはどこに向かいましょうか」

「空港だろ。多分、そろそろ家族が着いてる」

「さっきから着信が煩いんだけど」

「結界を解いたからねー」


 電波も入りまくりですよと答えながら、本気で家族が勢揃いしていそうなウェインスフォードの過保護に頭がおかしいと心中に突っ込む。事が終わってからでよかったと言うべきか、双子で足りないという判断の甘さを責めるべきか、迷うところだ。


 ともあれ振り返らず行く先に思い巡らせていると、隣に並んできた理人が少しばかり心配そうに問いかけてくる。


「……もういいの?」


 何をとは口にされない気遣いに、一瞬だけ目を瞬かせてふっと無理なく笑った。


「もう、だいじょうぶ」


 小さく、けれど強く頷くと、理人はそっかと目許を和ませた。


「じゃあ、お祝いにチョコレートでも買いに行く?」

「名案ですねっ」


 ぐっと拳を作って同意しながら、さっきまで結界の境界だった場所を踏み越える。後ろ髪を引かれるとはこんな心境のことを言うのかと実感するが、一度目を伏せただけで足も止めないまま前に進む。


 感じ取れるかどうかの僅かの風を背中で受け止め、ぽつりと溢す。


「常盤の楓」

「ん?」

「……あの古木を呼び習わすなら、それで」

「分かった、延広に広めさせる」


 楓は落葉樹ではないかとか、どこから出てきたとか、野暮な何も聞かすに受け入れた理人はけれど少し考えた後、どこか悪戯っぽく見下ろしてきた。


「それも尻尾の一つ?」

「んっふ。何もかもに答えを得られると思うのは間違いです」


 にこりと笑って突き放すと、それもそうだねと楽しそうに返した理人はもう何も聞いてこない。何だか見透かしたみたいな態度は気に入らないが、排除したくならないのは拾った弱みがあるらだろうか。


 騒がしい家族の姿を遠く眺め、可愛げのなくなった野良猫の側では、幾つかの尻尾がふわりと揺れた。

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