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DBQ 転生したら弟だった  作者: ああいう
3/11

第3話 十歳児の憂鬱(中編)

主人公ベル君の憂鬱を存分にお楽しみください。

 草刈りを済ませた俺は姉妹2人+妖精2人と共に昼食を食べた後、まったりと午後の時間を過ごしていた。


特製フレンチトーストを供されたリーリが大はしゃぎしてエリシアに怒られたり、一口食べた後、驚嘆の余り悶絶したミントを介抱したりとひと騒動あったりはしたが、まあ平和な時間だったと言えるだろう。


後で聞いたところによると、そもそも妖精さん達は食事など普段は取らないらしく、気が向いたときにだけ花の蜜や果実を食べるそうだ。


日頃そんな食生活を送っている二人に特製フレンチトーストは筆舌に尽くしがたい衝撃を与えたようだ。


多分きっと、味を占めた二人にねだられてまた作る羽目になるだろう


だがそれは俺にとっては全く苦にならない。


だって妖精さんはかわいい、そしてかわいいは正義なのだから。






 ユークス家の午後はボレアスの街周辺から集まってくる弟子達の稽古が行われる。


休日や特別な行事がある日以外はほとんど毎日で、日本で言えば午後3時過ぎ頃から集まり始めるのだ。


熱心なお弟子さんは頻繁に訪れるし、忙しい人やたしなみ程度に考えている人は週1回程度と人それぞれである。


お弟子さんが一人も来なければ休みになるのだが、そんなことは1年に一回あるかないかだ。


お弟子さん達が集まる理由はエリシアの人徳だけではないだろう。


エリシアはボレアスでは有名な美人さんである。


加えてボレアス地方一帯の守護神である湖の女神マーリネアを祀る社の巫女として尊敬を集めている。


一言でいえばボレアスでは有数の優良物件なのだ。


実態はともかく外面のいいエリシアに憧れを抱く若者は多く、何とか認められて嫁にしたい、婿になりたい、というものは数知れない。


むろん真面目なお弟子さんもいるのだろうが少数派だろうとベルは確信していた。




 集まるお弟子さんの数は多いほうがいい。


収入も増えるがそんな事より大事なのは、お弟子さんの数が減るとエリシアの矛先がこっちに向く可能性が増えてしまうという事だ。


エリシアの色香に騙された愚か者が多ければ、そのお弟子さんの誰かと軽く汗を流せば良いだけになって楽なのである。


これが実力のある真面目な弟子が数人しかいないパターンだと最悪だ。


集まるお弟子さんの数と質は、ベルの午後の運命を左右する重要事項なのである。




 ベルがエリシアと共に稽古場である社の中庭に行くと、6人ほどのお弟子さんたちが集まっていた。


集まった弟子のなかでひときわ目を引く大男がこっちに気づいて声をかけてきた。




 「久しぶりだなエリシア、今日はたまたま時間ができたのでな、汗をかきに来たぞ。」




 「あらガルダさん、お久しぶりです。」




嬉しそうに返事を返すエリシアの後ろで、ベルの顔はこわばっていた。


ベルの内心をセリフにすると「げぇ、ガルダ!!」である。


ガルダさんはボレアスの警備隊の隊長を務めており、亡くなった父の友人で、一番古くからのお弟子さんなのだ。


日頃はニコニコ笑って熊のプーさんみたいなのだが、剣を抜くとグリズリーに豹変する。


森の中と道場では出遭ってはいけない筆頭であろう。




 「「エリシア様、こんにちは。」」




ガルダさんと話していた子供2人も同時にエリシアに挨拶する。


赤い髪の女の子はレッカ。


一言でいえば乱暴者である、女の子版ジャイアンであろうか。


俺より1個年上の幼馴染でベルに言わせれば幼馴染だが、ヒロイン枠には絶対入らない。


もう一人の金髪の男の子がポーラ、大体レッカと一緒にいる。


昔、俺が女の子の名前じゃないか?と聞いてしまって大喧嘩になって以来、犬猿の仲となっている。


この世界ではポーラは女の子の名前ではなく、古い言葉で「勇気」と言う意味が有り、れっきとした男の子の名前らしい。




 ベルにとってこのパターンは最悪と言って良いだろう。


まず全部で6人という数の少なさ、そのうちの1人が師匠格のガルダさんであり、他も警備隊所属の真面目なお弟子さんばかり。


さらにレッカとポーラという俺にとっての天敵2人という救いのないメンツである。


彼の表情は、さながら苦虫を噛み潰したかのようであった。




 「ベル、なんでそんなに面白い顔してるの?」




 「あっ、ほんとだベルの顔おもしろーい。にらめっこしましょうかにらめっこ、リーリ凄く強いのよ。」




 一緒についてきた妖精2人がベルの前をふわふわと飛びながらベル笑いかける。


(ああ、にらめっこを理由にして稽古から逃げられたら。)


俺は内心そう思いながら妖精2人に返事を返した。




 「ミント、これは面白い顔じゃなくて、困った顔って言うんだよ。


リーリもね、申し訳ないけどにらめっこする余裕は無くなると思うよ。人間をいじめて楽しむオーガが2匹現れたから。」




 おのれを待ち受ける過酷な運命を呪いながら、周りに聞こえないように小声で返事をする彼であった。




 俺が妖精さんの相手をしているとレッカがエリシアと話しはじめた。


レッカは昔からエリシアに妙に懐いているのだ。


俺は内心、奴にはレズの気があるのではないかと疑っている。




 「エリシア様、今日は人数も少ないですからできれば私に直接稽古をつけていただけませんか?」




 「あら、レッカはいつも熱心ね。感心だわ、今日はお弟子さんも少ないしゆっくり見てあげられるわね。」




 エリシア大好き、剣術馬鹿であるレッカの一言で、オーガ1匹は無視しておいて良さそうである。


もう一人のオーガはというと警備隊所属の部下である3人の所で何やら話しているようだ、


俺的にはその3人の内の誰か1人と稽古に入りたいのだが、一緒にいるガルダ隊長には自分から近づきたくない。


どうやってガルダ隊長をかわすかを考え逡巡する俺にポーラが話しかけて来た。・・・来なくていいのに、てかこっち来んな。




 「おいベル、お前また妖精なんかと遊んでんのか。いつまでたってもガキだな、お前は。」




 この野郎、いつもいつも生意気な口調で喧嘩売ってきやがる。


お前がガキだろうが、10歳児が。




 「ああっ?ガキはお前だろうが、そもそも妖精さんと年は関係ねえよ。」




 「だってよ、町の子が妖精と遊んでるのは5才くらいまでだぜ。」




「わかってねえ、わかってねえよお前、まず妖精さんはかわいい!そしてかわいいは正義だろうが。


5才とか10才とか関係ねえんだ、そのぐらいわかれ、クソガキが。」




 そもそも前世で44年を過ごした俺にとってレッカやポーラは同年代に見えない、いいとこ近所のクソガキ程度なのだ。


レッカの方は将来有望な美少女として丁寧な対応も出来るが、ポーラの方は駄目だ。


生意気すぎてかわいがる気にもならない。




 「…ああっ?、お前喧嘩売ってんのか。」




 「最初にガキ扱いしてきたのはお前だ。喧嘩買うなら安くしとくぞ、代金はお前の頭にたんこぶ10個だ。」




 「たんこぶできんのはお前の頭だろ。今日こそ泣かしてやるから覚悟しろよ、ベル!」




 「負けて泣くのはお前だろ、ポーラ!」




 「「この野郎!!」」




 お互いにはじけるように距離を取ったポーラとベルは木剣を構えて向かい合った。


彼我の距離はおおよそ3メートル、ポーラは青眼を崩して斜に構え、ベルは木剣を下におろした下段構えである。


ポーラは木剣を振りかぶると叫びながら勢いを付けて切りかかった。




 「死ねっ、くそベルっ!」




 右袈裟から左薙ぎ、流れる様な2連撃。


威力もスピードも10才とは思えないほどのレベルである。




 初撃を回り込んで躱しながら左側の死角に回り込もうとした俺であったが、連撃の左薙ぎ払いで距離を取らされてしまった。




 (ちっ、またちょっと速くなってやがる。)




 考えながら、間を置かず突っ込んできたポーラの唐竹割りを右に躱して一歩踏み込みつつ下から切り上げる。


しかし、ぎりぎり回避されてしまった。




 距離を取って仕切り直し、お互いに隙を伺っていた両者だったが先に動いたのは、またポーラだった。


右袈裟・左袈裟・切り上げ・右薙ぎ・左薙ぎ、速く無駄なく間断なく斬撃をつなげる。


大剣を模した木剣は10才であるベルやポーラにとってはかなりの重量だが、ポーラの連撃は木剣の持つ重量を感じさせない程速く鋭いものだ。


対するベルもポーラの斬撃を躱しつつ、時にはじき、時に受け流し、隙を見つけては間合いに踏み込み木刀を振るっている。


ベルの攻撃はすべてカウンター狙いのものであったが今の所すべて躱されている。


二人が剣を交えて数分の間、十数合打ち合っていたがお互いに一発も相手にヒットさせていなかった。




 ポーラからすれば昔からベルは極めてむかつく奴であった。


ボレアスの街ではレッカとポーラは子供達のリーダー格だ。


ポーラ自身も優秀だったが、レッカのリーダーシップが大きく影響している。


年上との喧嘩でも負けた事が無かったし、年下の子供にも良く慕われた。


だがボレアスの街の子供達のコミュニティー内の中心であるレッカとポーラに対して物怖じしないどころか、ベルはなぜか上から目線で接してくるのだ。


ベルにしてみれば転生前の記憶があるのでしょうがない事だが、事情を知らないポーラからしてみれば無性に腹立たしい。


口喧嘩で言い負かそうとしても妙に口が回るし、腕力で叩きのめそうとしてもスルスルと攻撃をかわして思うようにいかないのだ。


ポーラにとってベルは初対面でいきなり名前を揶揄されて大喧嘩して以来、叩きのめしたい奴ランキングをトップ独走中の相手である。




 ポーラにとってもベルにとってもお互いに負けたくない相手なだけに、二人の稽古は実戦さながらの激しさであった。




 稽古を始めて部下の様子を見ていたガルダがベル達の稽古に目を向けたのは、暫くしてからだ。


両者の実戦さながらの真剣さに思わず目を向けていたガルダであったが、見ている内に、とある不自然さを感じた。




 「何だ、あれは。」




 少しの間ベル達を見守っていたガルダは、離れてレッカと稽古していたエリシアの元に向かい声をかけた。




 「あれ、と言うのはあの二人の事ですか。」




 「ポーラはともかくベル坊のあれは不自然、と言うか…えらく歪とは思わんか。」




 「…歪、と言うのは自分から攻めに掛からない所ですね。」




 エリシアにとってもガルダの言葉はすぐ思い当たる所だ。


攻防のバランス自体は剣士毎に違うものではあるのだが、ベルのそれは確かに不自然で歪なのだ。




 「ポーラの攻めは甘くはない。相当に修練を積んだと見える。


それをいなしておるベルの技も見事だ、…とは思うのだが、あれは自分から攻める気が無いとしか思えんぞ。」




 「あらガルダさん、ベルが自分から攻めるわけないじゃない。」




 ガルダとエリシアの会話を横で聞いていたレッカが笑いながら口を挟む。




 「なぜかなレッカ、ベルが自分から攻めても問題ないだろう。」




 「そりゃ、ベルが攻めてきても文句はないけどね、攻めてこないわよ。ずっと前からそうだもの。


大体ベルと稽古してても面白くないのよね。全然怖くないもの、あはは。」




エリシアにしてもガルダにしても練達の剣士である、レッカの言葉はすぐに飲み込めた。


攻める気のない剣に脅威は無い。


敵に脅威を感じなければ余裕を持って好きに攻め込める。




 「レッカの言うことは尤もだとは思うがな、ベル坊のあれはかなりうまいぞ。隙を見て反撃もしておるしな。」




 「ベルに勝つのなんか簡単よ、10でも20でも攻め続ければそのうち守り切れなくなって一発当たるもの。


実際、あたしは負けた事無いわ、ポーラの攻撃が当たらないのはあいつの攻撃が甘いだけよ。」




 レッカの言葉は事実である。


3人は稽古で何度となく対戦しているが、レッカが2人に負ける事はまず無い。


師匠であるエリシアから見ればポーラもレッカも非凡の才を持っているのだが、現時点で言えばレッカが1段上のレベルにいる。


ベルの剣が守備特化のカウンター型とすれば、ポーラが攻守兼備のバランス型、レッカのそれは攻撃特化であろうか。


3人が戦うとレッカの攻撃を防ぎきれずに2人共押し負けてしまうのだ。


ポーラとベルが戦う場合は、ベルが攻撃を仕掛けないので、必ずポーラが攻めてベルが守る形になる。


そしてポーラの攻めがベルの守りを抜く事ができず、ベルのカウンターもポーラの守備を破るほどではないので延々と打ち合いになるという訳である。




 「あの二人の稽古はいつもこうなのよ、単調でつまんないったら。


二人とも疲れて動きが鈍くなってきたから、そろそろ動けなくなっていつもみたいに口喧嘩になるわね、まちがいないわ。」




 はたしてその通りであった。


10分程打ち合っていた二人であったが、今は罵詈雑言の口喧嘩を始めていた。




 「大体おまえ妖精がかわいいから一緒にいるって、変態か。」




 「うるせえよ、俺は変態じゃねえ、紳士だ。ノータッチの原則を順守してるわ。」




 「いつもいつも訳分かんねえ事ばっかり言ってんじゃねえ、このド変態が。」




 「このやろう、言うに事欠いて今度はドを付けやがったな、お前こそレッカの後ろばっか歩いてるじゃねえか。


あのドブスに惚れてんのか、このマニアが。」




 「ばっ、馬鹿言ってんじゃねえ誰が誰に惚れてるって?、誰があんなバーサーカーに惚れる訳ねえだろ。


お前こそ、この妖精好きのくそド変態野郎。」




 「ふざけんじゃねえ、妖精さんは好きで良いんだよ、お前妖精さんを真近で見た事あんのか。


レッカやらエリシアなんかのドブス共とは比べ物にならねえくらい美人さんなんだぞ。」




 むきになって言い合っている二人を近づいたガルダが怒鳴りつけた。




 「やめんかあ、このバカ者ども。ここをどこだと思っておるかっ。」




 ガルダの怒号で我に返った二人が見たのは、木剣を担いだガルダの後ろからにっこりと微笑みながら近づいて来る2匹のオーガの姿だった。




 (あっ!終わった。ベルリア=ユークスの異世界転生物語完結。読者の皆様次回作にご期待ください。)




 「ベル、逃げよう。やばいやばいやばい!」




 「逃げれると思うかポーラ、見ろあの笑顔。知ってるか笑顔は本来、野獣が敵を威嚇するための表情らしいぞ」




 至近距離で顔を見合わせたポーラの顔は恐怖のあまり今にも泣きそうだ。


その時、ポーラはレッカにびびって震えていたのだが、俺からすればエリシアのほうが数倍恐ろしい。


そもそもベルからすればレッカは大概怒っているかイラついているのだ、何時も通りである。


だが今のエリシアの表情はやばかった。


笑顔なのに目だけ笑ってない。


あの目は昔、アマナとの喧嘩に巻き込んで洗濯してあったお気に入りのパンツ5枚を火魔法の犠牲にした時以来だ。


その時は、喧嘩に魔法を使ったのはアマナで自分は逃げ回っていただけ、不可抗力だと訴えたのだが許されなかった。


その後、アマナと共に受けた折檻を思い出すといまだに背筋が凍りつく。


俺はボレアスの街でお嫁さんにしたいランキング5年連続トップ独走中のエリシアの中身が、実はとんでもなくやべー奴だという事を知る唯一の男性なのだ。


それは今まで何度となくエリシアを怒らせてきたからだが、その彼からしても今のエリシアが出すプレッシャーは過去最大級だった。




 「ポーーーラァ、ベェールー、だーれがドブスだって?。」




 「そうなんだー、ベルから見たら妖精は美人さんで私はドブスなのね、妖精さんはみんな綺麗だものねえ。」




 「つい言ってしまっただけなんです。」「売り言葉に買い言葉でつい。」




 「良かったわー、ポーラなんかに惚れられてなくって。あんたみたいな不細工に惚れられてたら気持ち悪いもんねえ。」




 言い訳が通じない。


それを悟った二人が見せたアイコンタクトはセリエAレベルをはるかに超えていたかもしれない。


二人は生まれて初めてお互いを理解し合ったのかもしれなかった。そしてやる事が一つしか残って無い事も。




 「「すんませんしたー。」」




 この時居合わせたボレアス警備隊隊員セクターさん28才独身は「俺はあれほどシンクロされた土下座を初めて見た」と後に語った。




 ちなみにこの俺が地べたにはいつくばってあれほど見事な土下座を見せたというのに、許されなかった。


この後すぐに3者首脳会談が行なわれた結果、「乙女にドブス発言は絶対に許されてはならない。」との判決が下り、結局俺達二人はその日、暗くなるまで、レッカー>ガルダー>エリシアの3連戦をエンドレスループさせられ、血反吐を吐く羽目になった。




 後日談だが、この後しばらくの間シンクロ土下座ごっこという遊びが妖精さん達の間で大流行したらしい。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




 それは絶望と言う名の終わりのない戦いの記憶。


襲い掛かる破壊と暴力に、試されているのは己の力か、それとも友との絆か。


乙女の怒りがベルリアの躰を焼き尽くす。


ここはボレアス、鬼の住まう街。




 次回 「攻撃」


戦うべき時は今、ベルリアの秘めた力がついに覚醒する。




この世界の子供の中でも、レッカ、ポーラ、ベルは特別に強いです。




他の子供たちは大体、地球の子供と似たような身体能力だと思ってください。




この三人を含めた戦士系の方々は魔力とかオーラパワー的な不思議パワーで強化されています。




あとボレアス警備隊隊員セクターさん28才独身はモブなので今後多分出番は多分ありません


活躍に期待してくれたセクターさんファンの皆さん ごめんなさい



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