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ぐだぐだッ☆  作者: 猫背
7/21

第7話:これから…。

遅くなってすみません。


リアルの事情でなかなかPC触る時間がなくて…。


後書きの方に、編集状況など書きました。

さきほどの現状を理解し、その後の対応が大変だった。

160センチの俺をからかう奴、茶色い生物の討伐、ベッドの下にある本についての言い訳。


それらを何とか解決して、本題に戻る。


「えー、やっと落ち着いたわけですが、本題に入ってよろしいですか……?」


一息ついた俺がしきることにする。

そして3人が返事をする。


「はーい……。」


どうやら反省はしているようだ。


「そんなに気を落とさなくていいよ。それより、これからのことなんだけど―――。」


最後まで言う前に、美羽が言葉を遮ってくる。


「はいッ、はいッ!」


どうやら何か言いたいらしい。

さっきまで反省してたのに、切り替え早いな…。


「な、何?」


「今日の学校で、校長室に呼び出されてたけど、何て言われたのッ!?」


「あっ、あぁ……。校長に言われたのは学校を退学になりたくなかったら、言葉を女らしくすること、女物の制服を着ることだってさ……。あの校長も困ったもんだ…。」


「校長、ぐっじょぶッ!」(ボソッ)


美羽が小さい声で何か言っていたが、聞き取れなかった。


「ごめん、聞こえなかった。もう一度いいか…?」


「な、なんでもないよッ。」


美羽が慌てて誤魔化している。

その理由を聞こうとしたが、楓が口を開く。


「でも……、校長が言っていることは正しいですわね。詠人様は今は女性であるわけですし…。」


まぁ、確かに認めたくはないがその通りだ…。


「詠人……残念だけど…従うしかないと思うよ……。」


「諦めるべしッ!!可愛いし、そうした方がいいよッ!」


凛と美羽もその通りにするべきだと主張している。

仕方ない……。


「わ、わかったよ……。で、でも、いきなり女性らしくしろって、難しくないか……?」


「ふふふッ。そのために私たちがいるのだよッ!」


美羽が満面の笑みで言ってくる。

絶対、面白がってるな…。


「とりあえず、何をすればいいんだ…?」


それを聞いて楓が口を開いた。


「まずは、女性らしい言葉から…ですわね。」


「わかった。やるからにはビシバシ鍛えてくれっ!」


「わかりました。」


「…了解……。」


「おっけぃ!」


ということで、まずは女性らしい言葉を身につけることになった。


「ところで、今日俺が―――。」


全部言う前に言葉がかぶさってきた。


「もう、始まってますわよ。」


ボスッ。


「何するんだよっ!」


楓が笑顔で頭を軽く叩いてきた。


「女性らしくするのですよね……?」


言い返せない…。


「くっ……。」


ボスッ。

またか……。


「…違う……。」


「い、今のがっ!?」


「チェストッ!!」


ゴスッ。

美羽が殴ってくる。

1人だけ威力が違ったのは黙っておこう…。


「っ……。」


「女の子はそんな風に言わないよねッ?」


「は、はい……。」


こんな感じで鍛えられるのか…。

なかなかきついな…。


「…続きは……?」


凛が続きを聞いてくる。


「えっと…、今日私学校に行ったけど、クラスのみんなには女ってこと気づいてた…?」


「無問題ッ!」


相変わらず美羽の言葉はわかりづらい……。


「気づいてないと思いますよ。」


「そうなんだ…。楓、ありがとう。」


ホントありがとう…。

君のおかげでいつも状況がわかりやすい。


「い、いえ。お礼なんて…、当然のことをしただけです。」


「な、なんで、私にはお礼言わないのッ!?」


「なんでかな…?自分の胸に手を当てて聞けばいいよ。」


美羽は適当にあしらっておこう。

その時、凛が口を開く。


「…詠人。今日は…もう遅いから帰る……。」


「え、あ、わかった。」


外を見てみると、もう夕方から夜になっていた。


「もう暗くなってる!?私も帰るッ。」


「私も帰りますわね。詠人様。」


そう言ってみんな玄関へ向かう。

そして玄関で、


「今日は遅くまでごめんな!…違った、遅くまでごめんね!」


女性らしい言葉、難しいな…。


「私たちがいないからって気を抜くなよッ!ワトソン君ッ!」


美羽が念を押してくる。


「わ、わかってるよ!帰り、気をつけてね。」


「詠人…バイバイ…。」


「では、詠人様、失礼しました。」


「うん。」


バタンッ


「やっと静かになったか……。」


家の中は1人になり、静寂につつまれた。


「よし、お風呂でも入るか。」





続く。

次回UPは29日を予定しております。(遅くなったり早くなる場合があります。)



第1話:戸惑い。を修正。

第2話:学校へ…。part1・part2をまとめ&修正しました。

第3話:来訪者…。を修正。

第4話:真実…。を修正。

第5話:修羅場…ではないです。を修正。

第6話:掃除大作戦。を修正。

まだ、誤字や文法が間違っているところがありましたら、ご指摘ください。



それと、別の小説「Brave Heart」を公開しました。

時間がある時に読んで頂ければ嬉しいです。

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