第12話:選出。
更新遅れてすみません!
やっとPCが復活しました。長かった…。
「………。ランクA…?」
言葉が出ない…。
俺の頭が容量を超えて今にも煙が出てきそうだ。
「ごめんなさい。いっぱい説明しすぎて頭が付いてきてないようね…。詳しい話はまた後日にしましょうか。」
「そ、そうですね!すみません…。」
驚きや難しい話で、もうくたくただ…。
そう思っていると蘇芳さんが口を開く。
「あっ、そうそう、忘れてた!この前話してた、この世界での協力者だけど、明日にでもあなたに会いに行くように言っとくわね。」
「りょ、了解ですっ!」
いきなりだな…。
でも、助けてもらったお礼言わないとな…。
「じゃあまた後日会いましょう。」
そう言うと蘇芳さんは早々と帰っていった。
「さて…、疲れたし寝るか…。」
そして俺は眠りについた。
―――翌日―――。
「ふあぁー……。んーっ…。」
体を伸ばしながら時計を見る。
すると、時計は12という数字の上で、長い針と短い針が重なっていた。
「えっ!?やべっ!?もうお昼っ!?」
か、完全に遅刻だ…。
急いで制服に着替えて、家を飛び出す。
10分後―――。
「やっと着いた…。」
ガラッ―――。
教室のドアを開くと、みんながご飯を食べながら談笑してる風景が広がっていた。
どうやら昼休みの真っ最中のようだ。
「午後の授業には間にあったなぁ…。」
そう一息つきながら自分の席につく。
「詠人おはよーッ!」
いつも元気だな…。
「なんだ、美羽か…。」
「うわッ!?何その反応ッ!?もういいよ…。教えてあげないッ!」
こ、こいつ何か隠してる…。
「お、俺が悪かった!違った…。私が悪かった…。」
性別が入れ替わったとはいえ、もう普段の言葉で話したい…。
「分かればいいのだよ、ワトソン君!どうしても知りたい…?」
「うん…。」
「選出おめでとうッ!幼馴染として鼻が高いよ!」
「えっ?何それ!?」
美羽は何を言ってるんだ…。
「忘れてるの…?もうすぐエルフィア学園ミスコンNo.1は誰だ!?の時期だよ…?」
「………。」
そういえば毎年あるミスコンの時期だな…。
ミスコンは1学年で2人選出され、全学年で合計6人が代表になる。
もちろん投票はその学年全員がして、2人が選ばれるわけだ。
「午前中に開票があって詠人は…、違った…。千尋は2人のうちの1人に選ばれたんだよッ!」
「なるほどね…。…………。って、えーーっ!?」
できるだけ更新早くできるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします。