プロロローグまさかの2
誠司の提案に最初は「はぁ?」という恭介と哲平だったが、なんやかんや話はエスカレートし、ルールが決まった。
1.期間は夏休み終了まで。
2.彼女が出来た場合は他二人に即連絡。
3.彼女が出来なかった、あるいは最後に残った者には罰ゲームとして、全裸で町内逆立ち一周。
4.二週間に一度<明和高校は夏休みが8週ある為、区切りの2.4.6週目の月曜日>定期報告会をファミレスで行う事。
5.いかなる場合も不正は厳禁、見つかれば即罰ゲーム。
6.小学生に手を出すのは違法です。気を付けましょう。
7.ゲームとはいえ、恋愛において常に真面目に真剣に考え行動する事をここに誓いますっ!
、、、途中からおかしくなり、最後に至っては選手宣誓!?みたいな感じになったが、とりあえず7つのルールが決まった。
他に何かあればルールを追加するという事を付け加え話がまとまると、丁度良いタイミングで授業の終了を告げるチャイムが鳴り響いた。
「ほ~ら、机戻してさっさと帰れ~い。」
担任の野田まちこ(39歳独身)が教室の扉を開け言い放つと、つかつかと足早に去っていった。
その日の帰り、いつもの様に三人は同じ団地へ首を並べて帰路につき、「「「絶対負けないぜっ」」」という青春丸出しのセリフと、みなぎる気合いと共に帰宅したのだった。
翌日の終業式を揃って寝坊する程に、、、。
次章より三人の個別視点で物語は進行していきます。
時間軸はリアルタイムではないので、混乱せず冷静にお読み下さい。
新しいキャラクターがいる場合、物語の最後つまりこの後書きで簡単なキャラデータを書きたいと思います。
えーと、後は、、、書き忘れは、、、ないか、、な?
宜しくですっ(笑)