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プロローグ
「今日も綺麗だな・・・」
放課後になっても帰らず 屋上からただぼーっと町を見渡してた。
夕暮れ時からの町を見渡すなら多分この綾倉高校の屋上が一番の絶景だろう。
山を平地にしたところに校舎を建てたらしく平地に比べると少し高いところに作られているからだ。 市内を一望とは程遠いがかなりのところまで見渡せる。
普段やることがない俺にとっては屋上で時間をつぶすのが日課になりつつあった。
本来は立ち入り禁止らしいがそんなことはお構いなしになってる。
他の生徒を見かけたことはこの一年間でなかった。
多分2年生や3年生の先輩も入らないようだ。
こんな良い景色があるのにもったいないなと毎回規則を破りつつも思うことである。
そろそろ帰ろうかと思い、屋上をあとにする。
階段を降り、昇降口で靴に履き替え校門を出ようとした。
その時ふと屋上を見てみた・・・
「あれ? 誰か・・・いる・・??」
と思ったが すぐに分からなくなってしまい気になったが俺は家に帰った。
・・・そういう毎日だった。




