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本当の自分  作者: 聖也
6/6

間違い





なんだこの痛み。

動機まで


不整脈ってやつか?



そんなことを考え

弁当をたいらげていた。



あきらはほのみ萌と打ち解けながら

楽しそうに話をしている。



どうやら二人とも

あきらに好印象を

もっているようだ。




ん?なんで苛ついてんだ?俺



萌『聖也?どうしたの?』


聖也『え?…あ、いや。』


萌『???』


俺が不自然なことに

気づいたのか、萌が

きょとんとしている。


そこにあきらが


あきら『おい聖也!お前はもっと

なんか喋るべきだぞ!俺ばっかり喋って

あほみたいじゃんか!』


聖也『なにいってんだ。お前もともと

あほじゃねーか。』



クスクスと二人が笑っている。



俺もつい笑ってしまった。




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