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chapter7 帰路
私は、新たに手に入れた魔法で倒したブルートボアを収納魔法でしまい、少し浮かれた気分になっていた。
しばらくすると――兄弟竜たちが戻ってきた。
その時、父上が口を開く。
〖ふむ。そろそろ帰るとしようか〗
言われるがまま、私たちは父上の背中に乗った。
山脈の棲みかへと向かい、さっきまでいた森はどんどん小さくなっていく。
空は夕焼けに染まりかけ、柔らかな光が谷間を赤く照らす。
心地よい風に吹かれ、兄弟竜たちの翼の音を聞きながら、私の意識はゆっくりと沈んでいった。
ほんの少し、今日一日の出来事を反芻しながら、満ち足りた気持ちに包まれるのであった。
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