表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界が滅びかけたので竜は旅に出る  作者: 火川蓮
第三章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

30/35

chapter19 姿を消した竜の群れ

※本編に戻ります

死霊竜を討ってから、二日が経っていた。

棲みかにしていた近くの森へ狩りに出向いたが――瘴気が溢れ、獲物は不足していた。

仕方なく、新しい狩り場を探す決意をして、一行は山脈を離れ空へと舞った。


私は、これからのことを考えながら、ひとりで飛べるように練習しようと決めていた。

以前から飛行の訓練は続けているが、群れのみんなは速すぎる。

結局いつものように父上の背中に乗ってもらう羽目になったのだけれど。


それでも周囲を飛び回り、練習を終えて群れがいた場所へ戻ってくると――誰もいなくなっていた。

どういうことだ? ここで休んでいたはずなのに。


辺りを見回すと、地面に引っ掻き傷のような跡がいくつも刻まれているのが目に入った。

――これは「足跡文字」だ。父上が、使いこなせれば便利だと教えてくれていたやつだ。


近づいて目を凝らすと――そこに、父上が残していったと思しき文章があった。


「ヴァリアスよ。お前には悪いが、我らは先に立つ。

 お前は自分のペースで来ればよい。

 世界を巡れば、我らの姿が消えた理由もいずれ分かるであろう。

 食料に困ったら迷宮ダンジョンに寄るがよい。そこには多くの魔獣が出る。

 お前は我らの群れの中でも、誰より強く、誰より賢く、誰より才能に満ちている。

 また逢う日を楽しみにしておるぞ。」


父上の文字だ。唐突に――ひとりぼっちにされた寂しさはあるが、父上たちなりの考えがあってのことだろう。

私は深呼吸をして気持ちを切り替え、ここを出発する準備を始めた。

読んでくれた方ありがとうございます

誤字、脱字などの不自然な文章があれば、指摘お願いします

他の作品も読んでくれたら、嬉しいです

面白いと感じたら、評価やブックマークお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ