Quiet talk 壊れゆく世界
※番外編です
各国が異世界召喚を行ったその日から、世界は静かに崩れ始めた。
地は裂け、空は黒く染まり、草木は音もなく枯れていく。
大地の底からは瘴気が吹き出し、やがて世界は死の気配に覆われた。
魔物は瘴気に耐えきれず死に絶え、代わりにアンデッドが現れた。
その数は日に日に増え、やがて瘴気に侵されて凶悪な姿へと変貌する。
それでも、人々は生きようとした。
崩れゆく大地で、彼らは互いに手を取り合い、死と隣り合わせの運命に抗った。
──だが、怒りを抑えきれぬ者たちがいた。
数万を超える召喚者たちである。
理不尽に呼び出され、見知らぬ地で命を散らす彼らは、この世界と召喚した者たちを呪った。
その中から現れたのが、“唯一職”を持つ無職たち。
召喚当日、“無能”の烙印を押され、国から追放された者たちだ。
数年後、彼らは力を得て戻ってきた。
そして、かつて自分を追放した国を、ひとつ、またひとつと滅ぼしていく。
やがて、元唯一職たちに賛同する召喚者も現れ、
この異常な世界の真実を求めて──動き出した。
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