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世界が滅びかけたので竜は旅に出る  作者: 火川蓮
第二章

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24/35

Quiet talk 異変の謎

※番外編です

※父竜視点

side:父竜


我は、今の状況に困惑していた。

森には瘴気が満ち、ヴァリアスが竜ではありえぬ魔法を操り、そして高位のアンデッドモンスターが現れた。

しかもその者たちは、自らを攻撃した息子たちを執拗に狙っている。


――勝負になれば、我らが負けることはない。

だが、我は“対アンデッド”の攻撃を持たぬ。

頭を吹き飛ばそうが、肉体を砕こうが、やつらは再生する。

そうなれば、隙を突かれ、我が敗北することになるだろう。


我は、この世界が生まれたときから存在している。

神たる創造神クレドヴァリス様によって創られた神獣。

"竜神"の二つ名と、“ゼルヴァス”という名を授かり、古来よりこの世界を守護してきた。


この数千年、幾度となく“ディルカナ帝国”の周辺で異常現象が起きていたが、その原因は掴めなかった。

千年ごとに現れては消えるその現象――神々に相談しても、「原因不明」としか返ってこなかった。


――そうだ。

あのときも、確かに瘴気が溢れていた。

ならば今回の現象も、“ディルカナ帝国”と何か関わりがあるのかもしれぬ。

だが、おかしい。あの国はここから南へ数千キロも離れている。

当時の瘴気の影響範囲は、帝国を中心に千キロほどだったはずだ。


この森の周辺――千キロ以内に存在する国は、

“デュリアルス王国”、“ティルアンダ王国”、“ルアルディン大国”、“ディスティアル王国”、

そして“ヴァンウィルア王国”だったか。

もしや――それらの国も、ディルカナ帝国と同じ過ちを犯したというのか?


……とはいえ、今さら潰しに行ったところで事が終わっているなら無意味だな。


そう考えたその瞬間――


「《ディスペル・リングレーション》!」


ヴァリアスが叫び、2体の死霊竜を一瞬で消滅させた。

――その瞬間、我は異質な魔力の流れを感じ取った。

ヴァリアスの魔法を模倣し、ブレスへと組み込む。

彼が死霊竜たちを消し去るとき、地面に術式――魔法陣を展開していた。

あれは“魔法の構築式”だ。竜のブレスもまた、術式によって形成されている。

構築は難解だが、一度見てしまえば模倣など造作もない。


我は、不自然な魔力の源へと狙いを定め――

《ディスペル》を組み込んだブレスを放った。

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