Prolog2 初めての狩り
父竜の背に乗せられ、山頂から大空へ飛び立つ。
風を切る音が耳を裂き、気づけば——木々が生い茂る大地へと降り立っていた。
地面に下ろされた私は、狩りのやり方を教わる。
そこへ、二足歩行の豚が現れた。
知っている……"オーク"。
冒険者ギルドの記録では、Dランクの魔物だ。
なぜそんなことを知っているのかは、自分でもわからない。
遥か上空から、父竜の火のブレスがオークめがけて放たれる。
オークは抵抗もできず、まとめて丸焦げになった。
〖お前たちも獲物を探して、やってみなさい〗
その言葉に兄弟竜たちは一斉に飛び出していく。
私も後を追い、森を駆けた。
途中、一匹の巨大なイノシシと遭遇する。
"スマッシュボア"……これもDランクの魔物だ。
胸の奥で覚悟を決める。
父竜の真似をして火のブレスを吐こうとしたが——出ない。
仕方なく、魔法を使うことにした。
体内の魔力を感じ取り、口へと集める。
「……ファイアボール」
詠唱と同時に、炎の球が飛び出し、スマッシュボアへ直撃。
初級魔法とはいえ、ドラゴンが放つ威力だ。
奴は抵抗する間もなく焼き尽くされた。
……ふぅ。これで、初めての狩りは成功だ。
私はこうして、初めての獲物にありついた。
読んでくれた方ありがとうございます
誤字、脱字などの不自然な文章があれば、指摘お願いします
他の作品も読んでくれたら、嬉しいです
面白いと感じたら、評価やブックマークお願いします




