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世界が滅びかけたので竜は旅に出る  作者: 火川蓮
第二章

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chapter11 兄弟竜たちの反応

私は無事、竜の秘術――人化の術を会得した。

まさか、1発で成功するとは思わなかった。

しかし、私は男のはずなのに、なぜか女の子の姿をしていた。

……なんでだろうか?


〖ヴァリアスよ、見事だ。〗


考え事をしていた私に、父上が声をかけてきた。


「ありがとうございます」


私はそう返事をした。


〖まさか、まだ幼体だというのに1発で成功させるとはな。やはり、お前は魔法の扱いに長けているようだ〗


その言葉に、私は嬉しさと誇らしさを覚えた。

しかし、そんな私に、兄弟たちがちゃちゃを入れてきた。


「なんでお前、男なのに女になってるんだよ」


「変なの」


「もっと上手くできなかったのか?」


人化の術をマトモに扱えない兄弟竜たちに言われ、思わずムカついた私は――


「それは、人化の術をマスターしてから言うべきじゃない?

君たちは、人間の姿にすらなれてないじゃんか」


「なんだと!?」


「やんのか!!」


「生意気な…!!」


絡んできた兄弟竜たちは、竜形態に変わり、私を見下ろしてきた。

ふむ、幼女の体で10mの巨体に圧をかけられるとは……なかなかの恐怖体験だ。


こいつらは、まだ魔法が上手く扱えない個体のはず。戦おうと思えば勝てるだろう。

けれど、兄弟を殺すのは嫌だ。

でも、あれか。

人間の国では――竜の素材は貴重なんだっけ?

素材剥ぎ取り感覚で半殺しにするのは……ありなのか?

モ○ハンみたいに。


私がそう考えていると――


〖やめんか!!〗


父上の雷が、兄弟たちに落ちた。


〖ヴァリアスも、そんな怖い顔するな〗


父上は私にも注意してきた。

……そんな怖い顔をしていただろうか?

目の前に素材があるなら、狩るのがハンターの宿命なのに。


その間にも、ちゃちゃを入れてきた兄弟竜たちは、全力で頭を下げてきた。


「すいませんでした」


「ごめんなさい、殺さないで」


「どうか、命だけは勘弁してください」


竜たちが幼女に頭を下げて全力で謝っている。

……なに?この光景。

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