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第8話顔合わせはパーティーだった

2人が顔合わせさせられたのはパーティーであった。もちろんライカント家以外の貴族もきている。別れた国王は彼らにこう言われる。


「どうですかな、ミトリア嬢は」


「いや、問題ない。中々気が強いだけあって息子と結婚すればいい伴侶になりそうだ」

 などと笑ってみせるが目の奥は笑ってなかった。


(こりゃだめそうだな・・・)

 貴族たちはなんとなくそう察する。


 シンも当然おり先ほどから二人の様子を見ていたがそろそろまずいなと感じると小さい背丈でテーブルに乗った料理を椅子に乗って取っていた。


「もう、なんなのよあいつ!あんなやつ知らないし!!」

ミトリアは彼に近づくとダン!と足踏みしてストレス発散する。


「あー、それやばくないですか。結婚したら絶対やばくなりますよ・・・」

 シンはもうやばいしか言えない脳になっていた。


「あいつの性格が治らなかったら断ってやるから大丈夫よ」


「はいいぃ?」

 その返答にシンの顔が歪んだ。


「最悪あんたって相手もいるし」

 ミトリアは両手を上に向ける。


「なんの冗談を・・・」

 それこそシンは呆れて鼻を鳴らした。


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