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第69話花屋にて
ある日の街、ミトリア一行は花屋にいた。
実は彼女には3歳差、現在9歳の病弱な妹がいる。その見舞いにもっていく品をさがすのだ。
「ふむ・・」
ミトリアはそこで花を見ながらうなる。
「今日はなににしようかしら・・・」
「まあ一通り選びましたからね」
シンも同意する。
定期的にここに買い物にきているうえに数年にわたってこのようなことをしてるためネタ切れになっていた。
「店長、今月のおすすめをくださいな」
サキが女性店長に聞く。
「ちょっとー、なにやってんのよ!」
邪魔をされミトリアは怒る。
「もうここのお花たくさん選んだのですから季節に合うもの選んだほうがお花さんも喜ぶと思いますよ」
サキがふわっとした笑顔でいう。
「むう・・・」
その笑顔にミトリアも文句を言いづらくなった。
「ミトリア様、今月はこの赤いバラがおすすめですよ」
「別に赤くなくてもバラはあるじゃない。まあいいわ」
店長にいわれ赤いバラにした。
自分で選ぶことに固執する彼女も例外もある。




